レッドブル、F1への投資額は業界トップの550億円!
レッドブルのオーナー、ディートリッヒ・マテシッツとチームメート

F1チームを運営するにはどれくらい費用がかかるのか? 常に優勝争いに絡む強いチームと弱小チームとではその金額に差があるのか? F1ファンならずとも気になるところだが、F1への投資額は各チームとも極秘情報になっているため、詳しいところはわからないのが実情だ。ところが、レッドブルが2005年から2009年にかけてF1に投資した金額が、日本円にしてなんと550億円だったことが明らかになった。

F1情報サイト『Pitpass』によれば、投資額のほとんどは、レッドブルレーシングスクーデリア・トロロッソのマシンの開発を担当してきたレッドブル・テクノロジー社に投じられているという。ちなみに、カスタマーシャシーの使用が禁止された2010年以降、同社はトロロッソのシャシー開発からは手を引いている。

なお上記2チームに使用されてきた投資額は均等ではない。2007年の総投資額117億円のうちレッドブルレーシングに使われたのは102億円だが、トロロッソに使われたのはわずか15億円。2008年の総投資額108億円のうち103億円が、2009年の140億円のうち126億円がレッドブルレーシングに使用されている。

このようにF1に巨額の投資をしているレッドブルだが、果たして元は取れているのだろうか?業界関係者によれば、「レッドブル」の名前が露出する頻度やブランドのイメージを考えると、投資は決して無駄ではないという。またこれだけの広告を他の媒体で打つには、現在の2倍の資金が必要だとも言われている。忘れてならないのは、レッドブルが投資しているのはF1だけではないということ。サッカーやホッケー、NASCARなど、他のスポーツへの投資金額を加算したら一体いくらになるのか、気が遠くなりそうだ。