MINIファミリーで最もスポーティな「MINI クーペ」が公式に(ほぼ)発表される!
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BMWグループは6日、間もなく発売される予定の「MINI クーペ」についてエンジン・ラインアップなどの詳細を公式に発表した。

MINI クーペは、2009年のフランクフルト・モーターショーでコンセプト・モデルが発表された、2シーターで車高の低いMINI。「ゴーカート・フィーリング」と表現されるMINIの「運転する愉しさ」を、最大限に拡大させたというMINIファミリーの新顔だ。

搭載されるエンジンは、ガソリン3種とディーゼル1種。他のMINIファミリー同様に、自然吸気の「クーパー」、ターボが付いた「クーパーS」、ディーゼル・ターボの「クーパーSD」、そして最高性能グレードの「ジョン・クーパー・ワークス(JCW)」がある。

「MINI クーパー・クーペ」はフル可変バルブ・タイミング機構「バルブトロニック」が付いた1598ccの直列4気筒から122psを発生。0-100km/h加速は9.0秒と、同じエンジンを積むハッチバックのMINI クーパーと変わらないが、最高速度は1km/hだけ速い204km/hに達する。

「MINI クーパーS クーペ」はツイン・スクロール・ターボによって184psにまで出力が高められ、0-100km/h加速6.9秒、最高速度230km/hを誇る。ハッチバックのクーパーSと比べると、それぞれ0.1秒と3km/h速い。

さらにチューンされた「MINI JCW クーペ」になると最高出力211psを絞り出し、0-100km/h加速6.4秒、最高速度240km/hを達成。こちらは同エンジンのハッチバック・モデルより、それぞれ0.1秒と4km/h速いことになる。

日本に導入される望みは薄いがディーゼル仕様の「MINI クーパーSD クーペ」についてもご紹介しておくと、1995ccのコモンレール式ターボ・ディーゼルから143psを発生、0-100km/h加速7.9秒、最高速度216km/hという数値はクーパーとクーパーSの中間だが、こちらの魅力は31.1kgmという最大トルクと23km/リッターを超える燃費にある。


傾斜したフロント&リア・ウインドウと、「ヘルメット・ルーフ」と呼ばれる個性的なルーフ・エンドを特徴とするMINI クーペのボディ・サイズは、全長3,728mm(クーパー及びクーパーSD)~3,734mm(クーパーS及びJCW)、全幅1,683mm、全高1,378mm(クーパー及びクーパーSD)~1,384mm(クーパーS及びJCW)。3ドア・ハッチバックのMINIより10~15mm程度短く、約50mmも低い(日本仕様公表値との比較による)。後部座席はないが、その代わり荷室は広くて使いやすい、らしい。トランク・リッドに備えられた格納式リア・スポイラーは時速80km/hを超えると自動的にせり上がるそうだ。

クーパーには15インチのアロイ・ホイール、クーパーSおよびクーパーSDにはその16インチ版、JCWには17インチの専用ホイールが標準で組み合わされる。
トランスミッションは6速MTが標準。JCW以外なら6速ATもオプションで選択できる。


「初の3ボックスMINI」とプレス・リリースで謳われているこのMINI クーペだが、今回正式に公開された写真でもリア周りは依然としてカモフラージュが施されたまま。全貌が明らかにされるのは、今年9月に開催されるフランクフルト・モーターショーになると見られている。そのときは、ヘルメット・ルーフの代わりに手動式キャンバス・トップを備える「MINI ロードスター」も隣に並ぶはずだ。
気になる価格についてはまだ発表されていない。「MINI コンバーチブル」より高くなるという情報が正しければ、日本ではMINI クーパー・クーペで300万円台後半から、MINI クーパーS クーペが400万円程度の値付けになりそうだ。


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