【レポート】ルイス・ハミルトン、モナコGPでの人種差別発言を謝罪
F1レーサー、ルイス・ハミルトンモナコグランプリで発した不適切な発言が物議を呼んでしまったようだ。

29日に行なわれたモナコグランプリで、マクラーレン所属のハミルトンは、ウィリアムズの新人、パストール・マルドナードとレース終盤に接触。マルドナードはリタイアを余儀なくされた。レース後、ハミルトンには20秒加算のペナルティーが科されたが、後続のエイドリアン・スーティルとの差が大きかったため、ハミルトンの6位入賞や総合順位には影響しなかった。

問題となったのは、判定を受けた後のBBCのインタビューでハミルトンが発したコメントだ。ハミルトンはジョークとして、ペナルティーを科せられたのは自分が黒人だからだと発言したのだ。これを聞いたマクラーレン側は、ジョークを深刻に受け止めた審判サイドがより厳しい処分を下すのを恐れ、直ちにハミルトンに発言を撤回して謝罪するよう命じたらしい。

モナコGPでのハミルトンは、他にも軽率な行動でペナルティーを受けており、その影響で決勝は9番グリッドからのスタートとなった。しかも中盤では、長年のライバル、フェリペ・マッサにオーバーテイクを仕掛け、フェラーリをクラッシュアウトさせている。この行為でさらにペナルティーを受けたハミルトンのイライラが、結果的に失言問題を招いてしまったのだろう。自らの健闘に水を差すような行動に、今後ハミルトンは用心すべきかもしれない。