【リコール】トヨタ、「プリウス」のステアリングと「iQ」のブレーキに不具合!
トヨタは1日、ハイブリッドカー「プリウス」のステアリングに不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。

これは、プリウスのハンドルを強く一杯まで切るような操作を繰り返すと、電動パワー・ステアリングのギアボックスにおいてピニオンシャフトを固定しているナットが緩む場合があるというもの。
このナットが緩めば、ピニオンシャフトが固定できなくなることで電動パワー・ステアリングのモーターの力が十分に伝達されなくなり、ハンドルが重くなる。つまり、パワステのアシストがなくなった状態になるわけだ。最悪の場合はハンドル操作ができなくなる恐れがあるという。

トヨタでは改善措置として、全車両の当該ナットを、かしめナットに交換するという。

対象車両は平成9年10月3日から平成15年5月30日までに製造された "初代" プリウス。途中平成12年にマイナー・チェンジが行われているが、前期型と後期型のどちらも該当する。日本で販売された台数は合計4万7,784台。ちなみにアメリカでは約5万2,000台、全世界で約10万6,000台が対象となる。


また、これとは別に、トヨタは同日「iQ」に関してもリコールを届け出ている。こちらはブレーキに関するものだ。

iQのブレーキの配管(ブレーキ・マスターシリンダーとブレーキ・アクチュエーター間)に異物が付着しているものがあり、その異物がマスターシリンダー内のシール部に噛み込むとブレーキ・ペダルを踏んだときに踏みしろが増し、制動力が低下する恐れがあるという。

なぜ異物が付着したのかというと、「製造工程でのブレーキ配管内部の洗浄が不適切」だったから、というから問題だ。ブレーキは言うまでまでもなく、安全に関わる最も重要な部分の1つ。この辺にずさんな製造工程があるようでは、どんなに安全性が高く設計されているクルマでも、安心して乗ることはできない。

改善措置として、全車両のブレーキ・マスターシリンダーとブレーキ配管を新品に交換するという。

対象車両は平成20年9月2日から平成22年5月20日までに製造されたiQ、計2万1,636台。2009年に100台が限定販売された「iQ GAZOO Racing tuned by MN」も含まれる。

なお、今回のリコールに関する公式サイトのページは、以下のリンクから。

toyota.jp 「プリウスのリコールについて」
toyota.jp 「iQのリコールについて」

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