インホイールモーター搭載EV SIM‐LEI 初公開!
SIM-Driv(シム・ドライブ)は5月18-20日に東京ビッグサイトにて開催された材料と技術の複合展示会の「N+(エヌプラス)」でインホイールモーターを搭載したEVのSIM‐LEI(シム・レイ)を初公開した。



従来のエンジンの代わりにモーターを置き換えた量産型EVと異なりインホイールモーターを搭載したSIM‐LEI(シム・レイ)は独自のレイアウトにより、フラットな車内空間と高級スポーツカー並みの加速力、そして一充電で333kmという長い航続距離を実現している。

スタイリングは非常に独特なデザインで、幅に対して前後長が異様に長い。これは空気抵抗低減をとことん追及した結果だという。フロントはi-MiVEを思わせるが、リヤは今までに見たことが無いような独自のデザインとなってい る。また、デザイン的特徴では、通常ドアパネルの中に内蔵されるサイドインパクトバーがドアの外側にレイアウトされている点も挙げられる。このようなレイ アウトにすることで、空気抵抗を考慮し幅方向を詰めても、車室内が狭くならないよう配慮されているのだ。

インテリアもエクステリアに劣らず非常にユニークだ。まず目に飛び込んでくるのが助手席前に設置された18.5インチの大画面液晶モニターである。なぜ、ここまで大きなモニターを設置したのかというと、運転席・助手席のみならず後席からもナビの情報等を確認することができるようにするためとのこと。インホイールという機構を利用することでインテリアの自由度が高まり、このような大画面液晶モニターをもレイアウトすることが出来るようになったというのは非常に画期的である。その他、フロントガラス上部に設置されたヘッドアップディスプレイやスマートフォンを活用してナビや車内照明、オーディオの操作をさせるシステム等数々の先進的な装備がなされている。

基本スペックは、全長4700 全幅1600 全高1550(mm)、0 100km加速 4.8秒、最高速度150km/h 定員4名

この車両はすぐに量産化という訳ではなく、先行開発車という位置付けとなっているが、非常に高い完成度を持っている。こうなるとインホイールモーターを使った効率のよいEVの登場は秒読みかもしれない。