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フィアットCEOマルキオンネ氏(左)、スクーデリア・フェラーリ代表ドメニカリ氏(右)、アルド・コスタ氏(中央)

フェラーリのモータースポーツ部門スクーデリア・フェラーリで、2007年からテクニカルディレクターを務めてきたアルド・コスタ氏が辞任した。フェラーリはコスタ氏の後任となる新たな人材を迎えることはせず、今後はシャシー部門の責任者にパット・フライ氏、製造部門の責任者にコラード・ランツォーネ氏、エンジンとエレクトロニクス部門の責任者にルカ・マルモーニ氏を据えて、包括的なチーム再編成を図っていくという。また、この3人はチーム代表のステファノ・ドメニカリ氏の直属となるそうだ。
ここ数年、F1チャンピオンの座から遠のいているフェラーリ。2008年にはコンストラクターズチャンピオンに輝いたものの、フェリペ・マッサがわずか1ポイント差でドライバーズチャンピオンを逃すという悪夢が起きた。以来、フェラーリは苦戦し続けている。

先日22日に行われたスペインGPの決勝でも、フェルナンド・アロンソが序盤トップに立ちながら、追っ手の猛攻をかわせず、結局5位でフィニッシュし、表彰台を逃した。マッサに至っては、マシントラブルでリタイアという結果に終わっている。

どうやらコスタ氏はマシンの性能に対する責任を問われて辞任したようだ。技術部門の再編によりフェラーリが復調し、レッドブルマクラーレンに反撃することができるのか、今後の成り行きを見守りたい。なお、本件に関しては、フェラーリからプレスリリース(英語)が出ている。