2シーター・オープンの「MINI ロードスター」、幌は手動式!?
MINI ロードスターの高解像度ギャラリーは上の画像をクリック

MINI専門の情報サイト『モータリング・ファイル』が伝えるところによると、来年の発売が予想されているMINIの2シーター・オープン「MINI ロードスター」のソフト・トップ(幌)は、手動開閉式になるという。

もっとも、2009年9月のフランクフルト・モーターショーに出展された「MINI ロードスター・コンセプト」を覚えていらっしゃる方なら、驚くに値しないだろう。MINIのフロント・ガラスを低く大きく傾斜させ、後部座席を取り払って2人乗りのスポーティなスタイルに仕上げたこのクルマは、もともと簡素な耐候装備しか持たないオープンカーを意味する「ロードスター」という名前の通り、コンセプト・モデルのときから手動式ソフト・トップを装備していた。どうやら市販型も、MINI コンバーチブルのような電動式ではなく、頭上のラッチを外してから幌を手で折りたたむという、昔ながらの方式になるようだ。

『モータリング・ファイル』によれば、その理由はまず軽量化のため。MINI ロードスターと、そのハード・トップ版「MINI クーペ」は、MINIファミリーの中でも運動性能を重視したモデルとなることが期待されている。わざわざ後部座席までなくしたのだから、車両重量は出来るだけ軽くしたい(してもらいたい)。世界一売れているオープン・スポーツカー「マツダ・ロードスター」が、今でも手動式のソフトトップを採用していることも(電動ハード・トップも追加されたけれど)、MINIの開発陣を勇気づけたのではないだろうか

そしてもう一つの理由はコストだ。MINI ロードスター&クーペは、ハッチバックやコンバーチブルのMINIと共通ではない、独自のパーツが多数使われていることなどから、コンバーチブル以上にコストが高くなってしまうという。代わりに、高価な電動式トップを採用しないことで、MINI コンバーチブルとそれほど変わらない価格に抑えようということらしい。

海外メディアの中では、これについては賛否両論あるようだ。
MINIの購買層なら、重量と価格が多少増しても、手軽に開閉できる電動式の便利さを好むのではないかという意見もある。
これに対し、ニュルブルクリンクを走り込んでいる姿が目撃されているMINI ロードスターとクーペは、これまでのMINI以上にスポーツ・ドライビング派に支持されるようなモデルであるべきだと考える人もいる。

その辺りは、この新しいMINIのバリエーションを、ファッション性を重視したモデルと捉えるか、それともスポーツ性に拘ったモデルと見るか、それによって違ってくるだろう。

MINI ロードスターとMINI クーペは、今年9月に開催されるフランクフルト・モーターショーか、あるいは来年のジュネーブ・モーターショーで市販型が正式発表されると見られている。発売は来年の春になりそうだ。
MINI コンバーチブルと同程度の価格ということであれば、日本では300〜400万円というところか。
とりあえず、公式に公開されているコンセプト・モデルの画像と、市販モデルと思われるスパイ写真を以下のギャラリーからどうぞ。


Related Gallery:MINI Roadster Concept


Related Gallery:Spy Shots: Mini Roadster