【噂】マツダの新型ロータリー・スポーツは、トヨタのハイブリッド・システムを搭載!?
マツダが2006年に発表した「カブラ・コンセプト」の高解像度ギャラリーは上の画像をクリック

アメリカの自動車情報サイト『モーター・トレンド』が伝えるところによると、マツダは次世代のロータリー・エンジン搭載モデルに、トヨタから供給を受けたハイブリッド・システムを組み合わせることを計画しているという。


この情報はマツダの内部関係者からもたらされたものだそうだ。
それによると、マツダが「RX-8」の後継モデルとして現在開発中の「RX-9」と仮称される新型車は、マツダの至宝ロータリー・エンジンを搭載するが、燃費の悪さや激しいオイル消費量、低中回転域のトルク不足というロータリー・エンジンの悪しき特性を改善するために、トヨタからライセンス供与を受けて製造するハイブリッド・システムをこれに組み合わせ、それらの弱点を補うことが検討されているという。

また、この内部情報によるとRX-9は、RX-8のような後ろヒンジの小さな後部ドアは持たない純然たる2ドア・クーペになるという。そういう意味では「RX-7」の後継とも言えるが、ゼロ戦を意識して徹底的に軽量化したと言われるRX-7に対し、RX-9がハイブリッドになるとすれば、バッテリーやモーターを積むことからそれなりの重量増は避けらないはず。ピュアな "セブン・ファン" は、過度な期待を持たない方がよさそうだ。

マツダの社内では現在、このRX-9の他に「ロードスター」の次期型を開発している。件の関係者によれば、社内ではこちらの方が優先順位が高く、RX-9の開発には今のところ充分な人的資源が割けない状態にあるという。よってRX-9の具体的な姿が見えてくるのは、新型ロードスターがショー・ルームに展示されるようになってから、さらにだいぶ後、ということになるそうだ。具体的には、2013年後半という時期を示唆したとか。


2010年3月、トヨタとマツダは、「プリウス」で使われているハイブリッド・システムのモーターや制御システムなど基幹装置の技術ライセンスを、トヨタがマツダに供与することで合意したと発表。RX-9に採用が噂されているハイブリッド・システムは、これに基づいて製造されるものである。プリウス同様の機構となれば、トランスミッションはその一部として電子式CVT(無段階変速機)になる。つまり、3ペダルのマニュアル・トランスミッションは設定されないということだ。MTモード付きCVTなら可能性があるとはいえ、この辺りからもハイブリッドのRX-9を、RX-7の後継と見なすことには反対意見が出そうだ。

とはいえ、RX-8に比べれば「より小さく、より軽く、より燃費がよく、よりファン・トゥ・ドライブなクルマにしたいと思っている」と内部関係者が語ったというRX-9。ハイブリッド化が、今のところロータリーの火を消さずに済む唯一の方法とマツダが判断するのなら、それに期待してみるのもよいのではないだろうか。


【Source: MOTOR TREND


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