ピットストップで逆転!F1第5戦スペインGP決勝結果!
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5月22日、F1世界選手権第5戦スペインGPがバルセロナ近くのカタルーニャ・サーキットで行われた。

前日の予選で今季初となるポール・ポジションを獲得したのはレッドブルのマーク・ウェバー。続いて同じくレッドブルのセバスチャン・ベッテルが並ぶ。3番手には0.8秒遅れてマクラーレンのルイス・ハミルトン。フェラーリのフェルナンド・アロンソは今季最上位グリッドの4番手を獲得。ハミルトンとは僅か1000分の3秒差だ。5番手にマクラーレンのジェンソン・バトン。ザウバーの小林可夢偉はクリア・ラップが走れず、14番グリッドからのスタートとなった。


決勝スタート、真っ直ぐに1コーナーのインを狙って行ったアロンソがトップに立つ。ウェバーは同僚にして最大のライバルであるベッテルにも抜かれて3位。続いてハミルトン。バトンはアウト側に押しやられて10位まで順位を落とした。

勝負の行方が大きく動いたのは2回目のタイヤ交換。先に新品のオプション(軟らかめ)タイヤに履き替えたベッテルは、後からピットインしたアロンソがコースに戻るとき前に出る。途中でKERSが使えなくなるというトラブルに見舞われたが、追走してくるハミルトンを辛くも抑えてトップでチェッカー・フラッグを受けた。



アロンソは後ろから迫るウェバーとの攻防でラップ・タイムが上がらず、タイヤも消耗させてしまう。しかもレース後半で履いたプライム(硬め)タイヤがフェラーリと相性が悪かったのか、地元スペインのファンの前で、5位でゴールするのがやっとだった。



2回目のタイヤ交換を済ませたとき、アロンソの前でコースに戻ったハミルトンは、レース終盤でベッテルを猛追したが残念ながら届かず。予選でのタイム差を思えば2位という結果は上出来か。

3位は、他の上位陣よりもタイヤ交換の回数を1回減らした3ストップ作戦で見事に順位を挽回したバトンが獲得。表彰台の一角を占めた。



4位はアロンソに抑えられてタイムを失い、優勝争いに絡む権利をなくしてしまったウェバー。アロンソを挟んで6位にはメルセデスGPのミハエル・シューマッハが、若いチーム・メイト、ニコ・ロズベルグより1つ前のポジションでゴールしてみせた。
前日にマシンから火が出て予選を走れず、最後尾スタートとなったルノーのニック・ハイドフェルドは見事な走りで8位まで上がった。

小林可夢偉は、スタート直後、他車との接触で左リア・タイヤがパンクするというトラブルに見舞われ、最後尾まで順位を落としてしまう。だが、そこで装着したプライム・タイヤで長い周回を耐えたことが、後半オプション・タイヤを履いての快走に繋がり、最終的にはポイント圏内の10位フィニッシュを果たす。ザウバーはセルジオ・ペレスも9位に入り、幻に終わった開幕戦以来のダブル入賞となった。



スペインGPの最終的な順位は以下の通り。

優勝 セバスチャン・ベッテル(レッドブル・ルノー)
2位 ルイス・ハミルトン(マクラーレン・メルセデス)
3位 ジェンソン・バトン(マクラーレン・メルセデス)
4位 マーク・ウェバー(レッドブル・ルノー)
5位 フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)
6位 ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)
7位 ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)
8位 ニック・ハイドフェルド(ルノー)
9位 セルジオ・ペレス(ザウバー・フェラーリ)
10位 小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)
11位 ヴィタリー・ペトロフ(ルノー)
12位 ポール・ディ・レスタ(フォースインディア・メルセデス)
13位 エイドリアン・スーティル(フォースインディア・メルセデス)
14位 セバスチャン・ブエミ(トロロッソ・フェラーリ)
15位 パストール・マルドナド(ウィリアムズ・コスワース)
16位 ハイメ・アルグエルスアリ(トロロッソ・フェラーリ)
17位 ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ・コスワース)
18位 ヤルノ・トゥルーリ(ロータス・ルノー)
19位 ティモ・グロック(ヴァージン・コスワース)
20位 ジェローム・ダンブロシオ(ヴァージン・コスワース)
21位 ナレイン・カーティケヤン(HRT・コスワース)


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