【ビデオ】ポルシェ、
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ポルシェの基幹モデルである「911」に、またバリエーションが追加された。今度は「自然吸気」+「4輪駆動」の組み合わせでは最強の「408ps」を誇るモデル、その名も「911カレラ4GTS」。つまり、昨年9月に発表された「911カレラGTS」の4WDモデルである。お望みならば+「オープン」のカブリオレも選ぶことが出来る。
同時に38年間にわたる「911の進化」を振り返るビデオが公開されているので、こちらもご紹介しよう。


リアに搭載されるエンジンは排気量3,799ccの水平対向6気筒。「911カレラS」および「911カレラ4S」用ユニットをベースに、可変レゾナンス・インテーク・システムの採用やシリンダー・ヘッドのモディファイなどによって、23psものパワー・アップを実現したこのエンジンは、カレラGTSと共通だ。最大トルクはカレラSやカレラ4Sと変わらない42.8kgmだが、GTSではその発生回転数が200rpmほど低い、ということはつまり中低回転域のトルクが厚みを増していると考えられる。
0-100km/h加速は4.4秒(クーペ)。これはカレラ4Sよりも0.3秒速く、2輪駆動のカレラGTSと同タイムだ。

後輪駆動であるカレラGTSとの違いは、ポルシェが「季節や路面状況を選ばない」と豪語するPTM(ポルシェ・トラクション・マネージメント)による4輪駆動システムを備えること。走行状況に応じて瞬時に電子制御マルチプレート・クラッチが前輪に最適なトルク配分を行うこのシステムと、さらに標準装備される機械式LSDによって、トラクション性能と操縦安定性が大幅に高められているという。

カレラGTSには、ノーマルな911カレラよりも40mmワイドなボディが与えられていたが、4駆の911ではすべてこのワイド・ボディが標準。よってカレラ4GTSのボディ幅も、カレラ GTSやカレラ4Sと同じ1,850mmとなる。全長4,435mm、全高1,300mmという数字も変わらない。

他にGTSだけの特別装備としては、スポーツ・エグゾースト・システム、ブラック塗装のセンター・ロック式19インチ「RS スパイダー」ホイール、スポーツ・シートのセンター部やステアリング・ホイールなどにアルカンターラを採用したインテリアなどがある。

日本仕様は2ペダル・デュアルクラッチ式トランスミッションの7速PDKのみとなり、3ペダルの6速MTは設定がない。価格は今のところ未発表。2駆のカレラGTSクーペが1,604万円だから、カレラ4GTSはクーペで1,700万円台といったところか。


タイプ997と呼ばれる現行型911は、今年後半あるいは来年にはモデルチェンジを迎えると言われているが、現在のところ日本仕様としてラインアップされている911のバリエーションは、今回のカレラ4GTSとそのカブリオレを含めると、なんと21種類にも上る(他にも、もう買えない「911スポーツクラシック」や「911GT3」「GT2」および「GT2RS」などがあったわけだが)。これにもうすぐ4.0リッターにスープアップされた「911GT3RS 4.0」が登場して、現行型911は "完結" ということになりそうだ。

というわけでいま1度、1963年の911デビューからその "進化" の過程をビデオで振り返ってみるのもよいのでは?




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