アルファ ロメオから、スポーティなコンパクトSUVが(今度こそ本当に)登場!?
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アルファ ロメオは、2012〜13年にスポーティな高級コンパクトSUVを発表し、「アウディ Q5」や「BMW X3」の市場に参入すると海外の複数のメディアが伝えている。

アルファ ロメオのSUV計画が、具体的な形で最初に我々の前に現れたのは2003年、ジュネーブ・モーターショーに出展された「カマル」だった(画像)。それからもう11年が経とうとしているが、カマルは未だ市販されず。もはやこの計画は破棄されたものかと思いきや、実はその後も何度かテストされている車両が目撃されており、アルファ ロメオがSUVを諦めたわけではないということだけは確かだと思われていた。

それがここにきて急に具体化している(と見られている)のは、アルファ ロメオが2013年に北米市場に「再上陸」を計っていること、そして親会社であるフィアットが2009年にクライスラーと提携を結んだことが大きく関係しているようだ。

映画『卒業』をご覧になった方は意外に思われるかも知れないが、アルファ ロメオは現在、アメリカを中心とする北米では販売されていない(1995年に撤退)。当初は2010年に復活という計画があったようだが、それが度々延期されて今では2013年の再参入を目指しているところだ。

現在アルファ ロメオでは、北米再導入第1段として、中型セダン&ステーション・ワゴンの「ジュリア」を開発中。ところが市場調査によると、どうやらアメリカ人はこのジュリアをあまりお気に召さないようだということが分かったらしい。

そこで持ち上がったのが、アメリカ人が大好きな(?)SUVの投入計画だ。そして、その開発の鍵となるのがクライスラーとの提携。今回登場が噂されているアルファ ロメオの新型SUV(コード・ネーム「C-SUV」)は、クライスラーの次期型「ジープ・パトリオット」と車体を共用するという。そう考えると、俄然この話には信憑性が出てくるのではないだろうか。

エンジンは現在のアルファ ロメオの主力ユニットとも言える1750(正確には1742cc)ガソリン直噴ターボと2.0リッター(1956cc)のディーゼル・ターボ、そして最上級グレードには新しい3.3リッターV型6気筒が積まれるという。
新開発のトルク・ベクタリング(トルク配分制御)機能付き4輪駆動システムを搭載するが、廉価グレードには前輪駆動モデルも用意されるらしい。

イタリア・トリノにあるフィアットのミラフィオリ工場で年間10万台の生産が計画されており、フィアットとしてはその半数をヨーロッパで、もう半数を北米で販売したいと考えている。

我が国でも発売されたら人気が出そうな気もするのだが...。アルファ ロメオとフィアットには日本市場も忘れないでいただきたいものだ。


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