メルセデス・ベンツ、テスト中の「SLS AMG ロードスター」について概要を発表!
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メルセデス・ベンツは、2010年に発売したスーパー・スポーツカー「SLS AMG」のオープン・トップ版となる「SLS AMG ロードスター」を現在開発テスト中であると発表し、そのプロトタイプ車の画像を公開した。


メルセデス・ベンツ SLS AMGは、6.2リッターV型8気筒エンジンをフロント・ミドに搭載するスーパーカー。1954年に発表された伝説的な名車「300SL」のデザインを現代的に解釈したというそのスタイルは、上に跳ね上がるガルウイング・ドアが特徴だ。

かつて300SLが発表された3年後にオープン・トップの「300SL ロードスター」が登場したように、SLS AMGにも屋根が開く "ロードスター" が追加されることは噂の域を超えて半ば公然の秘密となっていた。今回の発表は、それをメーカー側が初めて公式に認めたということである。

公開された画像は、先月Autoblogでご紹介したスパイ画像とほとんど変わらない。スリー・ポインテッド・スターをはじめ、ヘッド・ライトやテール・レンズなどに黒いビニールが貼られ、軽い偽装が施されている。

平凡な位置にあるドアノブから判るように、ドアはガルウイングではなく、常識的な開き方になるようだ。ルーフには「SL」や「SLK」のような格納式ハード・トップは採用されず、三層構造の布製幌(ソフト・トップ)が備わる。これは50km/h以下なら走行中でも11秒で開閉可能だという。もちろん電動式だ。

メルセデスの発表によれば、SLSはクーペとロードスターが並行して開発されていたそうで、ロードスターの方はオープン・トップ化するにあたり、ボディ・シェルの強化や、操縦性とNVH(騒音、機械および車体の振動)などの面で開発に時間を費やしたという。

魅力的なガルウイング・ドアを捨て去ったおかげで、ロードスターのボディ・シェルは補強されているにもかかわらず、クーペと比べて2kgしか重量が増加していないそうだ。

パワー・トレインについてはクーペから変更なし。571psを発生する6.2リッターV8エンジンに7速デュアル・クラッチ式トランスミッションの組み合わせとなる。最高速度もクーペと同じく317km/hでリミッターが作動するという。

正式発表は9月13日に開幕するフランクフルト・モーターショー。その後、今年の秋には発売される予定だ。


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