F1界のドン、バーニー・エクレストンはF1買収のうわさにウンザリ
米メディア王のルパート・マードックとメキシコの富豪カルロス・スリムの両氏がF1の共同買収を検討しているといううわさがあるが、F1界のドンであるバーニー・エクレストン氏は「F1は売り物ではない」と不快感をあらわにしている。というのも、2006年にF1の商業権を手にしたファンド「CVCキャピタル・パートナーズ」が、現在F1から受けている利益は年間数億円と言われており、CVCが売却に踏み切る理由がないというのが理由のようだ。

更に、マードック氏が率いる米メディア大手「ニューズ・コーポレーション」がF1の放映権獲得に名乗りを挙げる可能性もささやかれているが、この件についてエクレストン氏はノーコメント。現在、F1の放送は、マードック氏の会社を含む世界中のテレビネットワークとF1側が個別に契約する形で行われている。

最近の報道によると、エクレストン氏は自身がオーナーを務める英サッカークラブ「クイーンズ・パーク・レンジャーズ」のプレミアリーグへの昇格により、大金を手にするらしい。現在、同クラブは昇格まであと一歩のところに来ており、昇格すればその価値は136億円以上に上るという。同氏は、2007年に元ルノーF1チームのディレクターであるフラヴィオ・ブリアトーレ氏と共に約19億円で同クラブを買収しているが、昨年、ブリアトーレ氏の株式を買い取っている。ちなみに、エクレストン氏がクラブを売却する場合は、ブリアトーレ氏が株式を買い戻す第一先買権を行使することが出来るそうだ。

オートブログでは、引き続きF1買収報道についてお届けするので注目していて欲しい。