【レポート】政権交代で、ニュルブルクリンクでのF1開催が困難に
ドイツ西部のラインラント・プファルツ州で先月下旬に行われた選挙により、これまで政権を担ってきたSPD(ドイツ社会民主党)が単独過半数を失った。その代わり、得票数を3倍に伸ばして躍進を遂げたのは緑の党だ。この結果、ある重大な問題が浮上した。なんと、ニュルブルクリンクでF1が開催できなくなるかもしれないのだ。

関係者によると、緑の党は、州政府が現在行っているニュルブルクリンクでのF1開催契約への財政支援を取りやめることを検討しているという。つまり、ニュルブクリンクF1を開催するために税金が使われていることを問題視しているというのだ。

ラインラント・プファルツ州の緑の党党首ダニエル・ケブラーは、反対しているのはレースではなく、あくまでも財政支援だと語っている。しかし緑の党の計画通りにことが運べば、ニュルブルクリンクでのドイツGP開催は非常に困難となるだろう。そうなれば、すでに財政難にあえいでいるニュルブルクリンクに大打撃を与えるのは必至だ。今後の動向に注目したい。