【レポート】法律改正でキューバ国内から古いアメ車が消える!?
カリブ海に位置するキューバ共和国には、自動車売買に関する独特な法律がある。同国ではアジアやヨーロッパ製の自動車を輸入することは許されているが、市場で売買できるのはキューバ革命が起きた1959年以前に製造された車両だけなのだ。

そのため、現在のキューバには革命以前に輸入されたアメリカ製の自動車があふれている。程度の差こそあれ、どれも修理を重ねて大切に乗り続けられてきた素晴らしいクラシックカーだ。だが最近キューバ政府内に、国民が"近代車"を購入できるよう法律を一部改正する動きがあるという。

もしも法律が改正されれば、これまで社会主義国家キューバの象徴として語られた"クラシックカー大国"の時代に終わりが来るということになるのだろうか。アメリカの公共ラジオ局NPRの公式サイトによれば、どうやらすぐにそうなるわけではないようだ。なぜなら、クラシックカーはキューバの歴史において重要な一角を占めているため、たとえ法律が改正されて新型車が流通し始めたとしても、国民は愛着のある車に乗り続ける可能性が高いからだ。キューバの自動車事情がどう変わるかは、神のみぞ知るといったところだろう。