【ビデオ】メルセデスGPのスポンサー、「ペトロナス」が制作したユニークCM!
ペトロナスのユニークCMを観るには上の画像をクリック

F1メルセデスGPチームのスポンサーでもあるマレーシアの国営石油ガス関連企業「ペトロナス」が、実にユニークなCMを制作しているのでご紹介しよう。

日本のとある街角で、"ギャル風" の若い女性が路上駐車しているクルマのミラーを使ってお化粧直し...。実はそのクルマは!?




そう、あのミハエル・シューマッハもドライブしているメルセデスGPのF1マシンなのだった......。

これは「F1のテクノロジーが、F1だけのためのものなんて誰が言ってるの?」というコピーからお分かりの通り、F1で培われた(ペトロナスの)技術は、我々が暮らしている日常の中でも "普通に" 使われているのだということをアピールするCM。

他にも洗車機にかけられたり、高速道路の料金所を通過したり、なるほどF1も我々の乗っているクルマと変わらないのだな、と思わせる(?)作りになっているのだが、それって果たしてユーザーにとっては嬉しいことなのだろうか!?


これまで日本で放映されてきたF1に参戦している石油メーカーのCMでは、「厳しいF1の世界で磨かれた "特別なテクノロジー" を、あなたのクルマにも!」という趣旨のものが多かったように思う。ペトロナスは逆に、「使われている技術に関して言えば、F1も普通の市販車と変わらないのですよ」と表現しているわけだ。

「F1で培われたテクノロジーは、F1だけのものではない」と、言っていることは同じなのだが、表現方法が違ってくるところが面白い。これはペトロナスが国営企業だからかも知れない。つまり、F1に多額の資金を投入して技術開発することが、民間企業なら顧客に対して「特別なことのため」と宣伝するわけだが、国営企業は国民に対して「決して特別なことのためではない」と訴える必要がある......と言ったら穿ち過ぎだろうか?


ちなみに1990年頃までは、F1の燃料は各チームのパートナーを務める石油会社によって様々な混合物の入った "スペシャル" な燃料が開発され、マシンの性能に大きな影響を与えていたが、現在ではEU基準に準拠した市販ガソリン成分以外の化合物が含まれてはならないと規則で決められている。
とは言えその調合は企業秘密。市販のハイオク・ガソリンと「まったく同じ」ではないようだ。