【ビデオ】GT-Rより速いMINIクーパー? その秘密はガスタービン!
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アメリカ・テキサス州にあるチューニング・ショップ「BMP デザイン」は、日産GT-Rより速いMINIを製作。YouTubeで公開された動画が話題になっている。なんとこのMINIは、ロールス・ロイス社製アリソン・モデル250というヘリコプター用のガスタービン・エンジンを搭載しているのだ。

「MINI JET」と名付けられたこのクルマのベースは、MINIの中でも高性能版の「クーパーS」。フロントに積まれる1.6リッター直列4気筒ターボ・エンジンはBMP デザインによって181hpから220hpにチューンされ、前輪を駆動する。それだけでもMINIとしてはかなり速いクルマだが、さらに後部のハッチ・ゲートを開けると、主にヘリコプターの動力源として世界中で使われている「250 C20B」というターボシャフト・エンジンが鎮座しており、こちらは後輪を駆動するという。
つまりこのMINIは(2エンジンの)4輪駆動車なのである。

このモデル250というエンジンは、まだヘリコプターの動力としてはレシプロ・エンジンが大部分だった1960年代に、アメリカのアリソン・エンジン社が開発したもの。その後1995年にアリソンはロールス・ロイス社に買収され、現在ではロールス・ロイスが「M250ターボシャフト」エンジンとして製造・販売している。これまでに3万基以上が生産され、総飛行時間は2億時間に達するという。「空」では実績あるエンジンなのだ。
それでは「陸」ではどうかというと、世界最速&世界最高価格のオートバイとしてギネスブックにも載っている「MTT タービン・スーパーバイク」に搭載され市販されたことも。

BMP デザインによれば、約420hpの最高出力と400ft.lb(55kgm)以上の最大トルクを発揮するという。フロントの直列4気筒 "レシプロ" エンジンと合わせて640hpだそうだ...。

その恐るべき動力性能とクルマらしからぬエンジン音は、ぜひ下の動画でご確認いただきたい。

[Source: PROMINI]