F1界で今シーズン注目のフォース・インディアを大紹介!
2011年フォース・インディア「VJM04」の高解像度ギャリーは下の画面をクリック

年々増加するF1チームだが、チーム力を分析すると、大きく3つのグループに分けることができる。

一つ目は、チャンピオンシップを競うグループで、レッドブル、フェラーリ、マクラーレン、メルセデスGPがそれに当たる。二つ目はロータス、ヒスパニア・レーシング、ヴァージンといった新参グループ。そして、この2グループの間に位置する中堅グループが、ルノー、ウィリアムズ、ザウバー、トロ・ロッソ、フォース・インディアだ。

この位置づけは大体固定しているが、時には番狂わせも起こる。例えば、メルセデスGPはホンダF1からブラウンGPの頃は、中間の成績を繰り返していたが、2009年に突然チャンピオンとなり、以来先頭グループが定位置となった。レッドブル・レーシングも同様、先代のスチュアート/ジャガー時代とは比べ物にならない好成績を上げている。

そんな中、今年注目したいのが、フォース・インディアだ。


フォース・インディアは、長年低迷を続けたジョーダンが生まれ変わったチーム。2007年に経営陣が一新されると、コンストラクターズポイントで10位を獲得。初シーズンにして、スーパーアグリを上回る成績を残した。翌年はトロ・ロッソを追い越し、9位でフィニッシュ。昨シーズンは最終的に7位という結果を出し、新参チームのみならずトロ・ロッソ、ザウバーを見事に出し抜いた。そして2011年シーズンは5位を狙っているという。

そして注目の布陣だが、チーム結成当初からハンドルを握る、エイドリアン・スーティルに加え、今年はビタントニオ・リウッツィに替わってDTMチャンピオンのポール・ディ・レスタが加わった。テスト兼リザーブドライバーにはニコ・ヒュルケンブルグがいる。

また、新マシンも完成し、先日発表されたばかり。オーナーのVijay Mallyaにちなんで名付けられた「VJM04」は、同チーム4台目のF1マシンとなる。搭載エンジンは3年連続でマクラーレン・メルセデスとなったが、デザインは改良されている。

来月に開幕を迎える新シーズンで、フォース・インディアはさらなる飛躍ができるだろうか。ひょっとすると、2009年にベルギーGPでジャンカルロ・フィジケラがもたらしたチーム初のポールポジションを、再びもぎとることがあるかもしれない。

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