フランスの名車「アルピーヌ」の歴史的モデルを展示!
愛知県名古屋市にある自動車趣味専門ギャラリー「アウト ガレリア "ルーチェ"」では4月17日まで、『The Legend of Alpine ~アルプスの名を纏ったスポーツカー、アルピーヌ』展を開催中。モーター・スポーツの歴史にその名を刻むフランスの伝説的なスポーツカー/レーシングカー・コンストラクター「アルピーヌ」の歴代のモデルが展示されている。

愛知県名古屋市にある自動車趣味専門ギャラリー「アウト ガレリア "ルーチェ"」では4月17日まで、『The Legend of Alpine ~アルプスの名を纏ったスポーツカー、アルピーヌ』展を開催中。モーター・スポーツの歴史にその名を刻むフランスの伝説的なスポーツカー/レーシングカー・コンストラクター「アルピーヌ」の歴代のモデルが展示されている。


ルノーの販売店を経営する傍ら、自らレース仕様に改造したルノー車で数多くのレースやラリーに出場し、好成績を収めていたジャン・レデレは、1956年に「アルピーヌ」を創立。「ルノー 4CV」の車体にFRP製ボディを載せた独自のスポーツカーを製作し、販売を開始する。この「A106」と名付けられた流麗な小型のクーペは、車重の軽さを武器に「ミッレ・ミリア」などのレースで活躍。特に自国製スポーツカーを熱望していたフランス人ドライバーたちに愛された。

1963年、アルピーヌはル・マン24時間レースに挑戦。ルノーのエンジンを、魔術師ゴルディーニがチューンした1リッターの直列4気筒DOHCユニットをリアに搭載する「M63」を出場させる。この年は227周で惜しくもリタイア、16位という成績だったが、翌年には新設計の「M64」で熱効率賞1位を獲得。1966年には1.3リッター・エンジンの「A210」を投入し、総合9位、クラス優勝という成績を収めた。スパッツで覆ったリア・タイヤと長く伸びたテール・フィンが特徴的な空力ボディは、ユーノディエールの直線では250km/hを可能にしたという。

おそらくアルピーヌで最も知られているモデルは「A110」だろう。1963年にルノー8用1.1リッター・エンジンを搭載して登場したA110は、軽量な車体から高い運動性能を発揮し主にラリーで大活躍した。1971年のモンテカルロ・ラリーでは1、2、3位を独占。1973年には世界ラリー選手権の初代チャンピオンに輝く。最終的には1.8リッターを搭載するまで進化を続け、1977年まで生産が続けられた。また本国フランス以外にもスペインやメキシコなどでノックダウン/ライセンス生産された。

今回、アウト ガレリア "ルーチェ"に展示されるアルピーヌはこのA106、M63、A210、A110の4台。いずれも歴史的価値の高いモデルだ。

アルピーヌは1973年にルノーの傘下となり、1980〜90年代になっても「A310」や「V6ターボ」など、ルノーのコンポーネントを用いてFRP製ボディを載せたスポーツカーを作り続けていたが、1995年に生産終了した「A610」を最後にその名前を持つクルマは製造されていない。現在、フランス・ディエップにあるアルピーヌのファクトリーでは、ルノーのスポーツ・モデル(ルノー・スポール)や競技車両を製作していることで知られる。
昨年復活したゴルディーニのように、再び "アルプスの名前を纏った" フランス製スポーツカーが世に出ることを願いつつ、お近くの方は(あるいは名古屋まで行かれる方は)是非、アウト ガレリア "ルーチェ"まで足を運んでみてはいかがだろう。

詳しくは以下のリンクから公式サイトをご覧いただきたい。

「アウト ガレリア "ルーチェ"」