【噂】アルファ ロメオが計画中の新型クーペ「4C GTA」は、あのクルマがベース!?
3月に開催されるジュネーブ・ショーで、アルファ ロメオが「4C GTA」という名のクーペを発表するという噂を先日お伝えしたが、続報が入ってきたのでご紹介しよう。

海外の複数のサイトが伝えるところによると、この4C GTAと名付けられる(であろう)クルマは、アルファ・ファン待望の後輪駆動になる。
エンジンは「8C コンペティツィオーネ」のようなフロントではなく、コクピットの背後にミドシップ・マウントされるという。「4C(4 Cylinder)」という名前が表すとおり、シリンダーの数は4つ(=4気筒)で、排気量は1742cc。アルファ ロメオの最新モデル「ジュリエッタ」の高性能版「1750TBi QV」にも採用されているマルチエア・ユニットだ。ただし馬力は235psから250ps程度にチューン・アップされる模様。

シャシーはカーボン・ファイバー製のモノコックとアルミニウム製サブフレームで構成され、一節によるとアルファでは車両重量850kg程度を目指しているという。パワー・トゥ・ウエイトレシオはわずか3.4kg/psになる計算だ。そもそもGTAとはGran Turismo Alleggeritaの略で、イタリア語で「軽量グランド・ツアラー」という意味。まさにその名の通りのライトウエイト・クーペになるだろう。

ところで、なぜそんな軽量で贅沢な作りのシャシーを採用することが可能なのかと言えば、実はアルファ ロメオではこのクルマを開発するにあたり、世界的に著名なレーシングカー・コンストラクター「ダラーラ」の協力を仰ぐことにしたようで、この4C GTAの車体は同じくダラーラが開発に携わったオーストリアの2輪メーカー「KTM」社の「X-Bow」のシャシーをベースにするのだという。ということは、サスペンションもX-Bow同様プッショロッド式になるらしい。

ボディのデザインは一部で噂されていたようなピニンファリーナではなく、アルファのスタイリング・センター「チェントロ・スティーレ」が担当。低くて、コンパクトで、洒落たスタイルの2人乗りクーペになるそうだ。

ここまでの情報でお分かりの通り、この4C GTAは最近生産が終了した「スパイダー」の後継車などではなく、アルファ ロメオというブランドのイメージを牽引するようなモデルとして企画されている。今後アメリカに再上陸して成功を収めるためには、そういう存在が必要だからだ。
とは言っても、4C GTAの価格は、同じくブランドのイメージ・リーダーとして登場した8Cコンペティツィオーネの "スーパーカー・プライス" に比べれば遙かに手が届き易い4万ユーロ(約450万円)程度になると見られている。それが本当だとしたらX-Bowよりずっとお買い得である。
「オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ」によると、発売は2012年の末になるという。

アルフィスタならずとも、スポーツ・カー好きにとっては非常に気になるクルマだろう。ただ、ここに来て作業が遅れておりジュネーブ・ショーには間に合わないかも知れないという話も聞こえてきた。
また具体的な情報が入り次第お届けしたい。