低燃費で大トルク!「MINI クーパーSD」間もなく登場!
日本には輸入されていないがヨーロッパでは人気が高い「MINI」のディーゼル・エンジン搭載モデルに最強版が追加される。その名も「MINI クーパー SD」。0-100km/h加速を8.1秒でこなし、最高速度215km/hを誇りながら、燃費は23.25km/リッターという "エコでパワフル" なMINIだ。

MINIの中でも「クーパーS」といえば、1.6リッター直列4気筒エンジンをターボで過給し184psの最高出力と24.5kgmの最大トルクを発揮するスポーツ・グレード。その名前の歴史を遡れば、1963年にMINIの高性能版「クーパー」をさらにチューンすることで生まれ、数々のレースやラリーで大活躍したBMC製 "クラシック" MINI クーパーSを起源とする、最高性能MINIに与えられてきた称号だ(現在のBMW製MINIでは、その上に「JOHN COOPER WORKS」があるが)。

その名前がディーゼル・エンジン仕様のMINIにも与えられることになった。「クーパーS」にディーゼルを表す「D」を組み合わせ「クーパーSD」という名が付いたこのMINIは、排気量2リッターの直列4気筒コモンレール式ターボ・ディーゼルを搭載。143psの最高出力を4,000回転で発生するが、注目すべきはディーゼルならではの強大なトルクの方で、1,750回転から2,700回転の間で31.1kgmを発揮するという。

3ドア・ハッチバックの「MINI クーパーSD」なら、0-100km/h加速8.1秒、最高速度215km/hという動力性能を誇りながらも、燃費は23.25km/リッター、CO2排出量が114g/kmと環境性能は小型車並み。
観音式荷室ドアと小さな後部座席用ドアを持つ「MINI クーパーSD クラブマン 」では、それぞれ8.6秒・215km/h・22.72km/リッター・115g/kmとなり、5ドア・ボディで4輪駆動のSUVモデル「MINI クーパーSD カントリーマン(日本名クロスオーバー) ALL4」になると、それぞれ9.4秒・195km/h・20.40km/リッター・130g/kmにとどまる。車体の重量差がそのまま反映されるわけだ。

正式発表は3月に開催されるジュネーブ・モーターショーで、ヨーロッパでは今春から販売が始まる見込みだという。


充分以上の動力性能となかなか立派な環境性能を併せ持つこのMINI クーパーSD。内外装の質感の高さや運転が楽しいハンドリングは他のMINIと同様だろうから、プレミアム・コンパクト・カーとしてはほとんど死角なし、といったところか。
あと問題は、そんなクルマが日本に導入される見込みがほとんどない、ということなのだ・・・。