【ビデオ】フェラーリ、今シーズン用F1マシン「F150」を発表!
スクーデリア・フェラーリは1月28日、本拠地イタリア・マラネロで今シーズンを戦うF1マシン「F150」を発表。その様子はインターネットを通じて世界中に中継され、149ヶ国から200万人が視聴した。

F150という名前は、1861年に統一国家としてのイタリア王国成立が宣言されてから今年で150周年にあたることからこれを記念して付けられた。ボディ・サイドには記念のロゴが描かれ、リア・ウイングの裏側は緑・白・赤のイタリア三色旗 "トリコローレ" で塗られている。

惜しくもチャンピオンを逃した昨年型マシン「F10」と比べると、ノーズの位置がかなり高くなっていることに気付く。サイド・ポンツーンの開口部は横長となり、インダクション・ポッドの形状も丸くなった。
また、今年からリア・ウイングには走行中にドライバーが角度が変えられる機構が付き(可変リア・ウイング)、2009年に使われていたKERS(運動エネルギー回収システム)を再び搭載。代わりに可変フロントウイングや昨年注目を浴びたFダクトは禁止された。

リア・サスペンションは、昨年最速を誇ったレッド・ブルのような空力的に有利とされるプルロッド式は採用せず、従来通りのプッシュロッド式のまま改善することでスペースを小さくすることに成功したという。
KERSを搭載することにより燃料タンクの大きさは制限を受けるが、(前回KERSを使用していた2009年とは違い)現在ではレース中の給油が禁止されているため、可能な限り燃費も改善させたそうだ。

空力面の開発では自社で所有する風洞以外に、ドイツ・ケルンにあるトヨタの風洞を利用したことを明らかにした。これはFOTA(フォーミュラ・ワン・チーム・アソシエイション)の「リソース制限協定」によって、使える人と資金が制限されているため、一部 "外注" で賄うことにしたようだ。

昨年、最終戦の作戦ミスからチャンピオン獲得を逃した(と言われる)フェラーリ。今年はいつにも増してタイトル奪取が至上命令のはず。チーム・スタッフやドライバーが感じているプレッシャーはかなりのものだろう。何せ文字通りイタリア国旗を背負って走るのだ。
そんなフェラーリの前に立ちはだかる(であろう)、レッド・ブルのニュー・マシンは2月1日に発表される。マクラーレンは合同テストの後、2月4日に2011年型マシンを公開する予定だ。


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