マツダ、「プレマシー」を日産にOEM供給すると発表!NAGAREはどうなる?
日産とマツダは28日、両社の新たな協業事業として、マツダから日産にOEM供給する車種を拡大することで合意し、契約を締結。マツダはこの契約に基づき、今年5月からミニバン「プレマシー」を日産に供給する。

現行型プレマシーは、2010年のジュネーブショーで「マツダ 5」として発表された7人乗りのミニバン。自然界の水や風の流れの美しさをモチーフとしたという「NAGARE」と名付けられたデザイン手法を採り入れており、ボディ・サイドの大胆なプレスラインが特徴だ。
海外ではマツダ 5の名前で約60の国や地域で販売され、1999年に登場した初代からの累計生産台数は88万5千台を超えるという。

現在、マツダは「ボンゴバン/トラック」を日産に「バネットバン/トラック」として供給。また、日産は「AD/ADエキスパート」をマツダに「ファミリアバン」として供給している。今回の発表は両社のOEMが乗用車の分野にまで拡がることを意味する。

日産は現行ラインアップの中に2リッター・クラスのミニバンとして「ラフェスタ」と「セレナ」という2つのモデルを持つが、プレマシー(のOEM供給車)はその間を埋めることになる。全高1865mmにもなるセレナより背が低く、5ナンバー・サイズのラフェスタよりゆとりあるサイズのプレマシーはまさに打って付けというわけだ。あるいは発売から7年目を迎えるラフェスタの後継となるのかも知れない。

両社から発表された文面の中には「マツダは、日産と協力し、国内市場においてマツダ車と明確に区別化された商品を日産へ供給します」とあることから、マツダのアイデンティティであるはずのNAGAREデザインは変更される可能性もある。


昨年12月には三菱と日産がOEM供給車種の拡大を発表。さらにスズキは新型コンパクト・ワゴン「ソリオ」を三菱にOEM供給すると発表している。また、トヨタ「ラクティス」とスバル「トレジア」の関係はお知らせした通り。
開発リソースを限られたモデルに集中できることから、今後も国内メーカーの間ではこのようなOEMによるラインアップの補完はますます増えそうだ。


近い将来、マツダ「ロードスター」のOEM供給車が日産「シルビア」として発売されたり、日産の「フェアレディZ」がマツダから「コスモ」として販売される日が来るかも!?