【東京オートサロン2011】トヨタ自ら開発するカスタム・カー「プリウス G Sports Concept」!
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トヨタのカスタム・カー・ブランド「G Sports(通称G's=ジーズ)」は、「GAZOO Racing」の活動で追求したきた「クルマの味」を、より幅広い顧客に提供するために設立された。メーカー自ら開発する「スポーツ・コンバージョン車」として少量生産方式で作られ、全国の販売店で注文を受け付ける(持ち込み登録が必要な改造自動車扱いとなる)。すでに昨年6月より第1段として「ノア G's」「ヴォクシー G's」が発売中だ。

「東京オートサロン 2011」の会場から、まずはこの「G Sports」が手掛けた「プリウス」をご紹介しよう。

ハイブリッド・カー「プリウス」のドライブ・トレインはそのままで、内外装と足回りをカスタマイズすることで「環境性能と走る楽しさを高次元でバランス」させることを狙ったというのが「プリウス G Sports Concept」。ベース・グレードは中間的な「S"ツーリングセレクション"」で、「ホワイトパールクリスタルシャイン」のボディ・カラーも市販車にオプションとして用意されている色だ。

カスタム化で最も目を惹くのは前後のバンパー。フロントには独立したターンランプ(ウインカー)とLEDラインビームが埋め込まれ、リアにはマフラーバッフルが覗く。マフラーそれ自体が交換されているわけではないらしい。フロント・バンパーの中央部、黒く見える部分はカーボン・ファイバーのようだが、このまま市販されるのだろうか?

足回りにはスポーツ・サスペンションを組み込み車高を15mm下げるとともに、18インチ・ホイールと215/40R18サイズのタイヤを装着。
この足回りに対応するため、ボディは床下に補強が入れられ、ロッカー部にも溶接が追加されているとのこと。この辺りは(パーツとしての販売ではなく)コンプリート・カーとして発売されることが前提のG'sシリーズだからこそ可能になると言えるだろう。

インテリアはブラックで統一され、赤やオレンジ色のアクセントが入ったスポーティな雰囲気。前席にはスポーツシートを装着し、これに合わせて後部座席も表皮が張り替えられている。本革のステアリング・ホイールには赤いスティッチが入れられ、ノーマルのプリウスでは青いシフト・ノブも、G'sではホットな赤に。
センター・コンソール部のカーボン・ファイバーに見える部分はカーボン "調" だ。他にもスポーティなアルミ製ペダルやパイピングが入ったフロアマット、G'sロゴ入りスタート・ボタンなどを装備する。

今のところまだ参考出品だが、カスタムの内容はどれも現実的ですぐにでも製品化できそう。しかし、昨年この会場に展示されていた同名のプリウス G Sports Conceptに比べると、インパクトはその分薄い。昨年の「MOONCRAFT YURA STYLE」のエアロ・パーツを纏ったプリウスが挑戦的なコンセプトを提示していただけに、このような方向転換はやや残念。

こちらのスタイルが好きな人もいるだろうし、G Sportsブランドとして統一感は増したのだが、"ハイブリッドらしいカスタム" を提案するものではなくなってしまった。

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