ヒスパニア・レーシング、ブルーノ・セナに変わってインド人ドライバーを起用

勝負の世界は厳しいもの。これはF1界も例外ではない。今回は、3月のF1開幕を前に明暗がくっきりと分かれてしまった2人の若手ドライバーの動向をお届けしよう。

まず1人目は、昨シーズンにF1デビューを果たしたばかりのブルーノ・セナ。故アイルトン・セナのおいということで大いに注目されたが、世間の期待に応えることは出来なかった。セナは所属チームのヒスパニア・レーシングとの契約更新がかなわず、他チームへの移籍も厳しい状況のようだ。デビューしてわずか一年で、F1レーサーとしての前途が危惧されている。


もう1人は、ブルーノ・セナの代わりにヒスパニア・レーシングと2011年シーズンの契約を結んだインド人レーサー、ナレイン・カーティケヤンだ。2005年にジョーダン・グランプリ(フォース・インディアの前身)のドライバーとして出場した中国GPでクラッシュし、キャリアの中断を余儀なくされていた。以後2年間をウィリアムズのテスト・ドライバーとして過ごし、現ヒスパニア・レーシング代表のコリン・コレス氏率いるチームのもとル・マン24時間レースに参戦。そして、母国インドがF1グランプリの開催地に加わることとなった今年、F1復帰を果たすことになった。

これは、カーティケヤンのスポンサーであるインドのタタ・グループの資金力も追い風になったようだ。 なお、現時点でヒスパニア・レーシングはセカンドドライバーについて言及していないが、ブルーノ・セナでないことだけは確かだろう。

今年のF1も開幕前から話題が尽きない。シーズン到来を楽しみに待っていよう。