第二次世界大戦では爆撃機を製造していた、歴史あるGMの工場が閉鎖!

米ゼネラルモーターズ(GM)は、12月15日をもってミシガン州にあるウィローラン工場を閉鎖した。元々は農地だったという自身の敷地にこの工場を建設したのは、"世界の自動車王"こと、あのヘンリー・フォード氏で、第二次世界大戦時には陸軍航空隊向けのB-24爆撃機リベレーターを製造した工場としても知られている。

その後は、GMが自動車会社のカイザー=フレイザー・コーポレーションより譲り受けたが、爆撃機の製造開始から68年の時を経て、ついに工場としての幕を下ろすこととなった。


長い歴史を刻み続けてきた自動車工場が次々と取り壊されていく中で、ウィローラン工場は1980年に州の史跡に制定されている。そこで気になるのは、この歴史的建造物の行方だ。

現在の所有者はGMの経営破綻に伴って、同社の不良資産などを引き継いだ清算会社のモーターズ・リクイデーション(Motors Liquidation Company、旧GM)となっている。だが、年末までに新しい所有者が見つからない場合には、信託による所有権移転となるという。通常、こうした大規模な建造物は売却が難しく、また国内でも特に経済状況が厳しいミシガン州南西部においては、期限までに買い手が現れることを期待するのは極めて困難といえそうだ。

ぜひ、この工場の最後の雄姿を写真で見てもらいたい。