2011年元日スタートの「ダカール・ラリー」に、MINIが参戦!
ダカール・ラリー参戦用MINIのビデオは「続きを読む」から!

ドイツのラリー・チーム「X-Riad」は、2011年元日より開催されるラリー・レイド「第33回ダカール・ラリー」に、「MINI クロスオーバー」をベースにしたラリー・カーで参戦。間もなく訪れるスタートを前に、YouTubeの公式チャンネルでこのMINIの動画が公開されている。

1979年からアフリカの砂漠地帯を中心とした場所で開催されてきたラリー・レイド競技「ダカール・ラリー」。通称「パリダカ」の名前で日本でもよく知られているが、近年はテロによる危険から開催地が大きく変更され、2009年から南アメリカがその舞台となっている。
2011年のダカール・ラリーは、1月1日にアルゼンチンのブエノスアイレスからスタート、アンデス山脈を越えアタカマ砂漠を抜け、約9,000kmを走破した後、1月16日に再びブエノスアイレスに戻ってゴールとなるコースだ。

この過酷な競技に、X-RaidチームはMINI クロスオーバーをベースとしたマシン「MINI ALL4 レーシング」で参戦するという。
といっても、MINIベースなのはその外観のみで、中身は全くの別物。車体は鋼管フレームで組まれ、ボディ・パネルはカーボン・ファイバー製。市販車の1.6リッター直列4気筒エンジンに替わって、315psを発生するBMW製3リッター直列6気筒可変ツイン・ターボ・ディーゼルを搭載する。
つまり、これまでダカール・ラリーに参戦していたBMW X3cc(2010年は4位と5位だった)に、MINIを模したガワを被せた車両、というのが実態らしい。
これに比べれば来年から世界ラリー選手権に参戦するラリー・カー「MINI WRC」の方がずっと市販車に近い。

公開されている動画では、市販車のMINI カントリーマン(日本名クロスオーバー)を、このダカール・ラリー用MINIが追い抜く場面や、市販MINIとは別物のシャシーにBMWのマーク入りエンジンを積み、カーボン・ボディを取り付けていく製作過程などが見られる。

「こんなクルマ、全然MINIじゃない」という声も聞こえてきそうだが、赤いボディに白いルーフというかつてのワークス・カラーで戦うMINIの勇姿、オーナーならずとも応援したくなる。

そんな気持ちになるということはつまり、まんまとMINIの戦略(ラリーに向けてのものではなくて、マーケティングに関する方)に、してやられたということに他ならないわけだが‥‥。