「MINI クロスオーバー」の3ドア・クーペ版、「MINI ペースマン」間もなく登場!
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新しいMINIのバリエーションがまた登場する。その名は「Paceman(ペースマン)」。公式のお披露目は来年1月10日に開催されるデトロイト・オートショーになる予定だ。

この「MINI ペースマン」のベースとなったモデルは、来春日本でも発売が決定しているSUVスタイルの「MINI クロスオーバー」。左右に2枚ずつドアを備えていたMINI クロスオーバーとは異なり、3ドア・ハッチバックのボディは標準モデルのMINIに近いとも言えるが、後方に向かって緩やかに傾斜するルーフと、それに対して上に跳ね上がるウエスト・ライン、その間で狭まっていくウインドウが、MINI ペースマンのサイド・ヴューをクーペ風に見せている。筋肉質に膨らんだリア・フェンダーもそれに一役買っているだろう。
全長・全幅はMINI クロスオーバーとほぼ同寸だが、全高は20mm低められている(が、標準型MINIよりまだ10cm以上高い)。

デザイナーのマーカス・シリングによると、「MINI クロスオーバーが垂直基調のデザインだったのに対し、MINI ペースマンでは水平方向を強調しワイドさを際立たせることで、クルマの持つ力強さを表現した」とのことだ。

エンジンはMINIファミリーで最も強力なユニットが積まれることが前提ということで、「MINI JCW(ジョン・クーパー・ワークス)」用の211psを発生する1598cc直列4気筒ツイン・スクロール・ターボが選ばれた。さらに、MINI クロスオーバー同様「ALL4」と呼ばれる4輪駆動システムを装備する。これは前後トルク配分が、通常は100:0から50:50の間で可変するが、"極限状況"時には後輪に100%の駆動を振ることも可能だという。2輪駆動モデルも選べるが、パワフルなエンジンとMINIらしい機敏なハンドリングを愉しむためには4輪駆動がお薦めとのこと。ホイールはMINI最大となる19インチ。もう全然ミニではない。

メーカー(BMW)は、MINI ペースマンのことを、プレミアム・スモール・クラス初の「スポーツ・アクティビティ・クーペ」であると言う。これは、BMWが「X6」を発表したときに使った(造った)言葉だ。

短い前後オーバーハングによるMINI伝統の「ゴーカートのような運転感覚」を受け継ぎながら、MINI クロスオーバー譲りの広い室内空間と4輪駆動システムをも備えているMINI ペースマン。欲張りな人にぴったりのMINIとなりそうだ。取り敢えずまだコンセプト・モデルとしての登場だが、市販される可能性は高いと見られている。
もし発売されたら、既に市販化が決定しているクーペ&ロードスターに続く7番目のモデルとなるはず。

どこまで増えるのか、MINIファミリー。次のバリエーションは「MINI モーク」? それとも「MINI ピックアップ」?


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