日産と三菱、協力関係拡大で合意! 共同で軽自動車開発も!
日産自動車と三菱自動車は14日、両社が事業協力関係を拡大することで合意したと発表。相互にOEM供給する車種を拡大するほか、共同で軽自動車の開発を行う合弁会社設立についても検討を進める。

今回合意したOEMの拡大は、日本市場向けに日産の小型商用車を三菱に供給することと、中東市場向けに三菱のSUVを日産に供給することの2点。さらに日産の上級セダンを三菱に供給することも検討しているという。

OEMの分野以外では、三菱のタイ工場で日産のピックアップ・トラック「ナバラ」を生産することや、両社の次期型ピックアップ・トラックを協力して開発・生産すること、さらに日本市場向け軽自動車の商品企画・開発を行う50:50の合弁会社を設立することも検討を進めるという。


軽自動車、とりわけ軽乗用車が市場を占める比率はここ数年で高まっており、例えば2001年の登録車(軽自動車を越える大きさの自動車)の新車販売台数は405万9,046台だったが、2009年には292万1,085台と29%も減少しているのに対し、軽乗用車の新車販売台数は、2001年の127万3,570台から2009年には128万3,429台と僅かながら増加している。
この情勢を踏まえ、トヨタはダイハツからOEM供給を受け、軽自動車販売に乗り出すことを今年9月に発表。さらに日産・三菱の共同事業も加わることで、1~2年先の軽自動車市場は大きく揺れ動くことになりそうだ。

現在、軽自動車はスズキ、ダイハツ、三菱、ホンダの4社が生産しており、スズキはマツダと日産に、ダイハツはスバルとトヨタ(来年以降)に、三菱は日産にOEM供給している。
今のところ日産は三菱の他にスズキからも軽自動車の供給を受けているわけだが、この関係は続けていくとのこと。
孤軍奮闘するホンダの戦略も今後気になるところだ。


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