FIAが来シーズン以降のF1レギュレーションを承認。チームオーダー禁止が撤廃へ
2010年ドイツGPの表彰台でのフェリペ・マッサとフェルナンド・アロンソ

FIA(国際自動車連盟)は、先週モナコで開催された世界モータースポーツ評議会で、F1の新規約を承認した。 これにより、2013年からは現行の2.4リッターV型8気筒エンジンに代わり、1.6リッター4気筒ターボエンジンが導入されることになった。また、ドライバーが1シーズンに使用できるエンジン数が削減されることも決定した。


さらに特筆すべき変更点は、同じチーム内でドライバーの走行順を操作する"チームオーダー"を禁じる条項が撤廃されることだ。チームオーダーといえば、今年のドイツGPでフェラーリがフェリペ・マッサに対し、チームメイトのフェルナンド・アロンソを先に行かせるよう指示したとして物議を醸し、最終的にはフェラーリ側に約830万円の罰金が命じられていた。来シーズンからはこのチームオーダー禁止がレギュレーションから削除されるが、FIAはこれを悪用したチームには何らかの処分を科すとしている。

その他にも、オーバーテイクの頻度を増やす可能性の高い可変リアウイングの導入が認められた一方で、フロント部分を中心としたボディワークの制限が強化され、同一ギアボックスの使用期間が4戦から5戦連続になるなど、厳しい条件も含まれている。