スズキ、「ワゴンR」「パレット」などで2つのリコール! 路上に物を落下させる恐れ!
スズキは9日、「ワゴンR」など7車種でバックドアのラッチに不具合があるとして、また「パレット」などの2車種でホイールキャップに不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。

「ワゴンR」「アルト」など7車種で見つかったバックドア(後部荷室用のドア)の不具合は、ドアラッチ(留め金)の樹脂ボディ部の寸法が製造不良によって不適切なものがあり、ロック機構が作動しないものがあるというもの。そうするとドアが確実に閉まらず、最悪の場合は走行中にバックドアが開き、積んでいた荷物が外に落下する恐れがある。

改善措置として全車両のバックドア・ラッチを点検し、問題があるものは一式交換するという。
これまでに分かっている不具合の件数は41件で、今のところこれが原因による事故は起きていない。

対象車はスズキの「ワゴンR」「アルト」「パレット」「アルトラパン」、そしてマツダにOEM供給している「AZ-ワゴン」「キャロル」、日産にOEM供給している「ルークス」の計7車種で、平成22年1月8日から平成22年5月12日に製作された車両、計17万7,692台。

また、「パレット」と「ルークス」においては、ホイールキャップに関する不具合も報告されている。
これは、14インチのスチール・ホイール仕様車に装着されているフルホイールキャップの外径が大き過ぎたため、縁石に乗り上げるなどしてタイヤに大きな負荷が掛かると、変形したタイヤのサイドウォール部がフルホイールキャップと干渉してしまい、走行中にフルホイールキャップが脱落する恐れがあるというもの。

改善措置としては全ての車両で、外径を小さくした対策品のフルホイールキャップと交換するという。
これまでに分かっている不具合の件数は29件で、こちらも今のところこれが原因による事故は起きていない。
対象車は平成20年1月9日から平成22年8月24日に製作された「スズキ パレット」と「日産 ルークス」の2車種で、計4万9,122台。


今回のスズキのリコールは、どちらも走行中に「物を落とす」恐れがあるというもの。直接そのクルマの安全に関わるという種類のものではないが、周囲の交通に対しては非常に危険。事故を引き起こす可能性が大いにある。
いずれも販売台数が多いモデルだから、対策せずに走り続けるクルマが一刻も早くなくなるよう、メーカー・販売店には徹底していただきたいものである。

今回のリコール情報に関する公式サイトのページは以下のリンクから。

バックドア・ラッチの不具合

スズキ「ワゴンR、アルト、パレット、アルトラパンのリコールについて」

マツダ「AZ−ワゴン、キャロルのリコールについて」


日産「ルークスのリコールについて」


フルホイールキャップの不具合

スズキ「パレットのリコールについて」

日産「ルークスのリコールについて」


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