日産、電気自動車「リーフ」を正式発表! 気になる
日産は3日、電気自動車「リーフ」を正式発表した。12月20日より全国の日産ディーラー全店舗で一斉発売する。

日産リーフについてはもうすでに色々と発表済みなので、興味をお持ちの方はご存じかも知れないが、本日の正式発表を機にここでもう一度振り返ってみよう。

日産が社運を賭けて発売する電気自動車リーフは、走行中に排気ガスをまったく出さないことから「ゼロ・エミッション車」とも言われる。先行して発売された「三菱i-MiEV」が既存の軽自動車「i」をベースにしていることに対し、日産のリーフは車体を設計する段階から純然たる電気自動車として開発された。
発表は2009年。この年の東京モーターショーで一般向けに初公開されている。世界初の実用的なサイズと走行性能を持つ量産電気自動車として「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2011」を受賞したことは記憶に新しい

日産リーフの動力源は電池とモーター。軽量・コンパクトなラミネート型リチウムイオン・バッテリーを車体中央の床下に搭載し、フル充電で200kmの走行が可能(JC08モード)という。モーターは最高出力80kW(109ps)/最大トルク280Nm(28.6kgm)を発生し、最高速度145km/hを達成。電気自動車の動力性能における特長は中低速の力強さにあり、日産では「3リッターガソリン車並みの加速を可能」としている。

ボディ・サイズは全長4,445mm×全幅1,770mm×全高1,545mmで、「日産ティーダ」よりやや大きく、「マツダ アクセラ」と同じくらい。車幅が3ナンバー・サイズになるのは、このクルマがアメリカやヨーロッパをはじめとする全世界で販売されるからで、いわば現代の国際標準サイズと言ったところか。

価格は消費税込みで、標準仕様グレードの「X」が376万4,250円。これにバックビューモニター、ASCD(オートスピードコントロール装置)、ソーラーセルモジュール付きリヤルーフスポイラー、ETCなどが付く快適仕様の「G」は406万350円。同クラスのガソリン車と比べたら流石に高価だが、2010年度EV補助金制度を利用すれば最大78万円の補助を政府から受けることが出来る。もちろんエコカー減税の対象車だ。地方自治体によってはさらに補助金が出る地域もある。実質負担額で言えば同クラスの輸入車並み、という程度になりそうだ。
また、リーフにはライフケアビークルと呼ばれる福祉車両も用意されている。

気になる "燃料費" だが、電気料金の安い深夜に8時間かけて100%まで充電すれば(東京電力の「おトクなナイト8」の場合)、わずか約220円(リーフのバッテリー容量24kWh ×「おトクなナイト8」1kWhあたり9.17円)。これで200kmも走れるなら非常に安いものである。ガソリン車なら20km/リッターの省燃費車でも1,300円(レギュラーガソリン1リッター130円として)だから、約1/6で済む計算だ。
ただし、うっかり昼間料金で充電してしまうと電気代は673円となり(同じ契約の場合)、ガソリン車の約1/2程度に留まる。

ちなみに、日産ディーラーの充電スタンド設置店で急速充電を頼めば、料金は30分(これでバッテリーの約80%まで充電可能)で500円だが、「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」会員なら無料となる(会費は月々1500円)。
最近は大型ショッピング・モールなどでも充電設備をよく見かけるが、今のところ料金は無料というところがほとんどのようだ。

日産では12月3日から全国の日産ギャラリーで「日産リーフ」誕生イベントを開催中。いち早く実車に触れてみたい方は、公式サイトのこちらのページを参考の上、お近くの会場まで。中でも日産グローバル本社ギャラリーでは5色全てのボディ・カラーを展示するそうだ。

日産リーフについての詳しい情報は以下のサイトをどうぞ。

日産 電気自動車総合情報サイト