トヨタ、本格SUV「FJクルーザー」を日本でも発売!
トヨタは25日、これまで北米市場向けに生産・販売していた本格4WD車「FJクルーザー」を日本にも導入すると発表。12月4日より全国で発売する。

FJクルーザーは、2003年のデトロイト・オートショーでコンセプトカーとして発表され、2006年から北米で販売されている。丸目のヘッドライトとそれを収めるフロント・マスク、白く塗られたルーフ、直立したフロント・ガラスなど、1960年から1984年まで生産されたFJ40系「ランドクルーザー」を彷彿とさせる個性的なルックスが人気を呼び、これまでも熱心なマニアに向けて一部の専門ショップでは逆輸入された車両が販売されていた。

中身は「ランドクルーザー プラド」と共通のラダー・フレームを持つ本格SUVで、エンジンは耐久性と低中速トルクを重視した1GR-FE型の3,955ccV型6気筒を搭載。トランスミッションは日本仕様では5速ATのみとなる。トランスファーは手動で2駆と4駆を切り替えることができるパートタイム4WDだ。
フレームだけでなく、ドライブ・トレインやサスペンションも、ランドクルーザー プラドをはじめとする他のトヨタ製SUVと基本的には共通のものが使われている。

全長4,635mm×全幅1,905mm×全高1,840mmのボディは、ランドクルーザー プラドより125mm短く20mm幅広い。大きく開く観音開きドアが特徴だ。
室内ではシートの表皮とスティッチに防水・撥水加工を施し、またフロアとラゲッジ・ルームに汚れても清掃しやすいラバー調素材のカーペットを採用するなど、アウトドア・スポーツやオフロードで使われることを考えた仕様になっている。

最高出力276ps/最大トルク38.8kgmというスペックは同じエンジンを積むランドクルーザー プラドと同一。気になる燃費については、トヨタでは10・15モードで「8.4km/リッターを実現」と胸を張るが、乗用車に比べたら今時あまり褒められた数字ではない。
とは言え、3.6リッターV6を積む「フォルクスワーゲン トゥアレグ」が6.9km/リッター、3.2リッター直列6気筒の「ランドローバー・フリーランダー2」でも8.0km/リッターであることから考えれば、この種のクルマとしては悪くない燃費とも言える。

価格は標準車が314万円。ボディ同色ドアトリムと本革巻きステアリング・ホイールが付く「カラーパッケージ」が324万円。オフロード走行で威力を発揮するリヤデフロックが標準装備され(他グレードではオプションで5万2,500円)、ショックアブソーバーがビルシュタイン製となる「オフロードパッケージ」が332万円。いずれも消費税込みの値段だ。

遊び心のある内外装のデザインに、本格的なオフロード走行も可能な機能性。クルマに特に興味はなくても、アウトドア・スポーツに興ずるアクティブな若者に "道具" として乗ってもらいたいところだが、実際に購入するのは "ランクル・ヨンマル" を知る世代が多いかも。

FJクルーザーについての詳細は公式サイトの以下のページをどうぞ。

toyota.jp FJクルーザー



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