トヨタとダイハツ、ウォッシャー液凍結防止ヒーター装着車をリコール
トヨタとダイハツは17日、「トヨタ ブレイド」や「ダイハツ ビーゴ」などの車種で、販売店オプションとして設定されていた「ウォッシャー液凍結防止ヒーター」に不具合があるとして、これを装着した車両について国土交通省にリコールを届け出た。最悪の場合は火災に至る恐れがあるという。

ウォッシャー液(フロントガラス洗浄液)が凍結することを防止するヒーターの、制御回路部に付けられた防水用オーリングが十分に締められていないため、ウォッシャー液が制御回路に浸入することがあり、そうなると制御回路が溶損し、最悪の場合には火災を起こす恐れがあるそうだ。
改善措置として、全車両でそのウォッシャー液凍結防止ヒーターを取り外すという。このとき装着時の費用は返金されるが、代替品は用意されない。
これまでに分かっている不具合の件数はトヨタが5件、ダイハツが2件。幸いこれが原因による事故は今のところ起きていないという。

対象車はトヨタが「カローラ フィールダー」「カローラ アクシオ」「ブレイド」「オーリス」など、平成7年から平成21年までに製作された36車種、計4,450台。
ダイハツが「ビーゴ」とトヨタから販売されているそのOEM供給車「ラッシュ」の2車種で、平成18年から平成21年に製作された計125台。


今回の不具合は、電気回路に漏れ出したウォッシャー液がかかることで短絡(ショート)を起こし、発火して火災になる恐れがあるというもの。対象車の中には既に生産されてから15年も経過している車両もあり、件の防水用オーリングがきちんと締められていない上に経年劣化していることも考えられる。そうなれば危険性はより高くなるだろう。

また、早急に対処する必要があったとはいえ、改善措置が「ヒーターを取り外す」だけであることについては、ユーザーの失望を買うのではないだろうか。ユーザーは必要だと思ったからこのヒーターをオプション装着したわけである。すぐにとはいかなくとも、メーカーには改めて、問題のないウォッシャー液凍結防止ヒーターを対象車に提供して欲しいところだ。


なお、今回のリコールに関する情報は公式サイトの以下のページから。

トヨタ「ウォッシャ液凍結防止用ヒータのリコール」

ダイハツ「ビーゴのリコールについて」

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