ポンティアック社が正式に消滅 最後の一台を手に入れた人物とは?
2009年型ポンティアック「ソルスティス・クーペGXP」の高解像度ギャラリーは下をクリック

ポンティアック社といえば、かつてマッスルカーの王者として君臨した「GTO」を生み出したメーカー。だが、昨年ブランドの廃止が決まり、新車の製造は2009年8月に組み立てた「ヴァイブ」が最後となっていた。

しかし、ポンティアックが8月以降、すべての企業活動を停止していたわけではない。製造した車の買い手を見つけなくてはならないし、販売後の代金回収もあったからだ。だが、ついに先日、最後の車の販売が終了し、ポンティアック社は名実ともに完全に消えることとなった。

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この終焉に花を添えたのが、退職した元警察官のエド・ディーフェンバッハ氏。彼は米国内で販売される最後のポンティアック「ソルスティス クーペ」を手に入れるために、わざわざマイアミの自宅からフロリダ北部のディーラーまで、往復約1770kmのドライブを敢行したそうだ。彼は「子供の頃からポンティアックのクーペに憧れていたから、どうしても手に入れたかった」と所有していたピックアップトラックのシボレー「シルバラード」を手放し、ソルティスを手に入れたのだという。

ブランドは消えても、ディーフェンバッハ氏のようにポンティアックを愛し続けるファンは、消えることはないだろう。