「アバルト695トリブート フェラーリ」発売!価格は驚きの569万5,000円!
アバルト695トリブート フェラーリ(欧州仕様)の高解像度ギャリーは上の画像をクリック

先日もお伝えした通り、アバルトとフェラーリのコラボレーション・モデル「アバルト695トリブート フェラーリ」が日本でも発売されることに決まった。11月1日よりアバルト正規販売店で予約受付が始まる。

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この「アバルト695トリブート フェラーリ」(「トリビュート」は今回、イタリア語表記の「トリブート」に改められた)は、小さな高性能車として知られる「アバルト500」をベースに、足回りや吸排気系にチューニングの手が入り、最高出力180psを発揮。スペックだけでなく、内外装にフェラーリを彷彿させるドレス・アップが施されていることが魅力だ。
もともとは「フェラーリ・オーナーのセカンドカー」として企画されたというが、通常の量産小型車では考えられないような、贅沢な仕上げとなっている(詳細は先日お伝えした通り)。
ヨーロッパでは今年7月に発売されて以来人気を博しているそうで、今回ようやく日本でも正規販売が開始されることになった。価格は、なんと569万5,000円。これまた小型車とは思えない高価格となる。同じイタリア車ならアルファ ロメオの「ブレラ」や「スパイダー」が買えるほど。さらにボディ・カラーに「ロッソ コルサ」以外を選びたければ有償オプションとなり10万円~20万円ほど高くなる。
販売台数は世界限定1696台。うち150台が日本に来るという。ちなみにボディ・カラーによる内訳は、「ロッソ コルサ」(赤)が110台、「ジャッロ モデナ」(黄)が30台(10万円アップ)、「ブルー アブダビ」(青)と「グリージョ ティタニオ」(銀)が各5台(20万円アップ)となる。

569万5,000円という数字は、アバルト縁の数字でもある「500」と「695」に因んだのかも知れないが、それにしてもヨーロッパで3万5,500ユーロ(約400万円)、イギリスでは2万9,600ポンド(約382万円)という価格に比べると、日本仕様の価格はずいぶん強気に思える。もっとも、この手の "エクスクルーシヴ" なモデルにとっては「手の届きやすい価格設定」にしなければならない理由など見当たらないのも事実。1.4リッターの小型車に喜んで500万円以上を支払う(支払える)というエンスージァストの方々には、不況もデフレもついでに円高もどこ吹く風といったところか。

量産小型車の中でも「プレミアム・コンパクト」と呼ばれるモデルをベースに、さらに内外装を贅沢に仕上げ、スーパーカー・オーナーの「日常のアシ」として販売する手法は今後も流行るかも知れない。以前もお知らせした通り、マセラーティはアルファ ロメオ「MiTo」の "マセラーティ仕様" を顧客のために用意しているし、アストン・マーティンではトヨタ「iQ」をベースに「シグネット」というスモール・カーを製作しアストン・オーナー向けに販売を予定している。こちらはヨーロッパでは400万円以上という価格が予想されており、まさに今回のアバルト695トリブート フェラーリと同価格帯になる。

クルマの基本性能から考えれば非常に割高なのは充分承知の上で、それでも魅力的に映ってしまうのだから、スーパーカー・ブランドの魔力、恐るべし。


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