日産自動車は、10月5日~9日まで千葉県の幕張メッセで開催された最先端IT・エレクトロニクス展CEATEC JAPAN 2010に "ソーラーの木"を出展した。

この"ソーラーの木"は、2030年のゼロ・エミッションモビリティ社会での新しい電力マネジメント提案として発表されたコンセプトモデルである。 葉の部分に搭載された半透明なソーラーセルにより充電された電力が、幹の部分にある2次電池に蓄えられ、 夜間の照明や非接触充電によるEVへの電力供給を行うことができる。 葉の先端までの全高は約12メートル、3枚のソーラーパネルは常に太陽を追従するように制御され、効率よく発電できる仕様となっている。 この"ソーラーの木"は、都市でのゼロ・エミッションモビリティ社会をイメージして提案されており、 都市部の幹線沿いに1000本のソーラーの森としてシステム化され、20メガワット(一般家庭約7千件分)の電力を発電する。また、葉の部分では歩道への 紫外線カットを、幹の部分では

水の噴霧をすることによって、ヒートアイランドを防止する機能も備える。

担当者いわく、本体の充電システムはすでにあるリーフの技術で可能、 非接触もEV開発の技術の延長上で可能、ソーラーパネルは提携しているシャープの供給で半透明ソーラーパネルとしての生産は可能である、とのこと。すぐに 商品化というわけではないが、全くの絵空事ではないそうだ。すでにホンダなどはソーラーパネルを自社生産している。 EVが本格稼動することで、自動車産業とエネルギー企業との垣根がなくなっていくのではないだろうか。

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