【パリモーターショー】ロータスが一気に5モデルを発表
ロータス「エスプリ」コンセプトの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック

オートショーで不意打ちをくらったのは何年ぶりだろう。通常は、開幕前に写真やプレスリリースに目を通すので、当日になって新しい発見をすることはあまりない。しかし、今回は大違いだった。というのも、我々はロータスが新型「エボラ」の2モデルと新しいフロントエンジンを搭載したGTの「エリート」を発表すると予測しており、あわよくば新型「エスプリ」が見られるかもと思っていた。だが、実際には予想をはるかに上回る事態が待ち受けていたのだ。

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パリモーターショーの会場にあるロータスのブースに到着すると、カバーに覆われた5台の車が目に入った。1台はコンセプトカーで、その他は新型車であろうと推測していが、次に起こったことはまったくの想定外だった。まず、ロータスのダニー・バハーCEOが登場し、同社が新しい時代に入ったことを宣言する。すると、車のカバーが直ちに外され、エスプリ、エラン、エリート、エリーゼ、そしてEterne(エターン)のコンセプトカーが次々と姿を現した。名前が読み上げられるたびに息をのむ報道陣。それは、単なるコンセプトカーの発表ではなかった。ブランドを再生し、完全なまでに復活を遂げた伝説の自動車メーカーの姿を我々は目にしたのである。

ロータス「エリーゼ」と「エラン」コンセプトの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック




この新しいラインアップを見れば、ロータスが戦いを挑もうとしているのが、フェラーリランボルギーニマセラティアストン・マーチンといったメーカーであることがすぐに分かる。バハー氏は昨年、同社がこうした方向に進むと明言していたが、それがこんなに早く、しかも一度にやってくるとは思わなかった。

だが、果たしてこれはロータスがとるべき正しい道なのだろうか? 

新しいコンセプトカーはどれも評価するが、狙いとするマーケットに入り込む余地は少ないように思える。エリートはマクラーレン「MP4-12C」フェラーリ「458イタリア」といった競合車に勝つことができるのか? 消費者はフェラーリ「599 GTB」アストン・マーチン「DBS」の代わりにエリートを選ぶのか? はなはだ疑問が残るところだ。


ロータス「エリート」コンセプトと「エターン」コンセプトの高解像度ギャラリーは下の画像をクリック




ロータスは長い間、軽量で軽快なスポーツカーを得意としてきたメーカーであるため、その分野にとどまった方が良いとする意見が大半だろう。同社の生みの親であるコリン・チャップマン氏が、1600kgを超えるようなクーペを見たら果たして何というだろうか。大型化したエリーゼもしかりだ。また、デザインにおいても意見が分かれるところだ。オートブログの読者の半数は気に入ると思うが、あとの半数は普通すぎてつまらないと答えるに違いない。ロータスのファンが、同社の新しい方向性を支持するかどうかは、フタを開けて見なければ分からないといったところだ。

各モデルについての詳細は下記をクリック。

ロータス「エリート」コンセプト

ロータス「エスプリ」コンセプト

ロータス「エリーゼ」コンセプト

ロータス「エターン」 ハイブリッドセダン・コンセプト

ロータス「エラン」コンセプト

ギャラリーにも画像をたくさん掲載したので、ぜひご覧いただきたい。