トヨタ、ダイハツからOEM供給を受け軽自動車市場に参入!
トヨタは28日、子会社であるダイハツから軽自動車のOEM供給を受け、トヨタ・ブランドから発売することを発表した。理由は国内市場における販売事情のため。

トヨタの発表では、「昨今、国内市場では軽自動車市場の比率が高まっており」トヨタの顧客の中にも「軽自動車を要望される方が増加している」という。この要望に応えるため、「グループの経営資源を活用し、OEM供給することで(トヨタとダイハツは)合意に至った」とのことだ。

エコカー補助金終了にともない、トヨタでは今後、新車販売の縮小が予想される。
公共交通機関が整備されていない地方では、自家用車を「一家に一台」ではなく、「一人が一台」保有するという家庭も多く、税制などで優遇されている軽自動車の需要は高い。
補助金終了による普通自動車販売の減少を、軽自動車で埋めようという考えのようだ。

トヨタでは、2011年秋以降に3車種をめどに随時導入を予定しており、年間6万台(3車種導入時)の販売台数を想定しているという。
これはダイハツの2009年度における軽自動車販売台数の1割を超える数字である。地方ではダイハツ販売店が打撃を受けることも予想されよう。

なお同様の事例として、2002年に日産がスズキからOEM供給を受け、軽自動車市場に参入したことが挙げられる。日産の軽自動車年間販売台数は13万6,225台(2009年度)にも上る。

トヨタの販売網が軽自動車市場に及ぼす影響は少なくないだろう。
また、軽自動車に関しては、「環境自動車税」として税制の見直し(=4倍以上の増税になる)も検討されており、これが実施されれば軽自動車全体の販売が鈍ること必至である。
軽自動車を生産する他のメーカー(スズキを筆頭に三菱、ホンダ)が今後どう出るか、要注目だ。

[Source: トヨタ自動車]

■関連リンク
ダイハツ、軽自動車規格のスポーツカー「D-X」などを東京モーターショーに出展!
【レポート】グッドデザインエクスポ2011開催!
火災の恐れも!トヨタとダイハツ、ウォッシャー液凍結防止ヒーター装着車をリコール
【PR】 ダイハツの購入を考える前に!まずは愛車の現在価格を調べよう!