日産を代表する車種として、北米で親しまれてきた日産Z。それをオーナーが4ドアにしてしまうユニークなCMが登場した。
Zをこよなく愛する夫が妻の妊娠を知り、喜んだのもつかの間、 2シーターのZを手放さねばならず悩んでしまう。 そんな折、Zのボディーを引っ張ってみると、マキシマになって、5人乗りになってしまうというストーリーだ。
マキシマについて補足。
日本ではブルーバードマキシマの名前でブルーバードをストレッチしたボディにV6エンジンを搭載し、 ブルーバードの上級モデルとしてスーパーソニックサスペンションなど数々の先進装備を装備したU11型、そして ブルーバードの冠をはずし日産マキシマとして、当時珍しいV6 3L、3ナンバーボディで登場したJ30型の 2世代で姿を消したモデルがある。
その後北米では、セフィーロの兄弟車として、また、ティアナの兄弟車として売り続けられたクルマである。

北 米市場での現在のマキシマのポジションは、日産ブランドのフラッグシップモデルであり、 トヨタブランドのフラッグシップモデルであるアバロンの競合車となっている。 アバロン(のちのプロナード)もマキシマも日本市場には2世代にわたり投入されたが、 当時日本の道路環境にあった5ナンバーサイズが主流であったことと、 日高級車はFRでなければという定説により、クラウン、マーク2、セドグロ、ローレル等の ハイソカーと呼ばれる車を前に淘汰されていったのだ。
そ んな日本ではお目にかかれない現行マキシマは、 V6 3.5エンジンに、パドルシフト付きのエクストロニックCVTを搭載し、Zの開発と同時期にZのインテリアと共通性をもたせて スポーティーな演出をして開発されたモデルである。 こうした点からもZの4ドア版という位置づけで頷ける。 そんなマキシマのコンセプトを忠実に再現したのが今回のCMではないだろうか。
ただ、欲を言えばZの4ドア版という位置づけであれば、できればFRでよりハンドリングを楽しめるモデルとして または、ポルシェのパナメーラのようにZのフェイスをそのままセダンにしたようなモデルとしての登場を期待したいとこではあるのだが...。


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