ルノー・日産、韓国における生産拡大を計画
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「オートモーティブ・ニュース・ヨーロッパ」によると、ルノー・日産のCEOであるカルロス・ゴーンは、韓国におけるクルマの生産量を拡大する考えがあると記者達に語った、とのこと。これは円高による為替リスクを軽減するため、生産拠点として日本に依存する割合を減らすという狙いがある。

現在ルノーでは、韓国でシェア3位の自動車メーカー「ルノー三星(サムスン)」の株式を80.1%保有しており、釜山にある工場で日産「ブルーバード シルフィ」を「サニー」の名前で生産して、中東に輸出している。
日本市場でも、「コレオス」というSUVがルノーから販売されているが、これもフランス製ではなく、ルノー三星によって生産される韓国製だ。ちなみにメカニズムの開発は主に日産が担当している。
さらに今年から、ルノー三星の中型セダン「SM5」をベースに、ルノー・ブランドの高級セダンとして「ラティテュード」を生産し、北アフリカや中東、欧州に輸出する予定である。
今後はさらにルノー三星の工場で生産される車種が増えるということだが、それは主に(現在日本で作られている)日産車になるというわけだ。

ゴーンCEOは、為替相場の急激な変動による影響を、「同じ1つの籠に入れた卵」に例えて表現している。つまり、卵をいくつかの籠に分けて入れておけば、ある1つの籠に何か不測の事態が起こっても、他の籠に入れておいた卵は無事で済む、ということ。

日本政府はいつまで「激しく揺れる籠」を"注意深く見守って"いるつもりなのだろう!?

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