ポルシェがVWのスポーツカー用プラットフォームを製造!
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これまでポルシェアウディの間で、どちらがVWの新型スポーツカー用のプラットフォームを製造するかを話し合っていたが、ついに決着がついたようだ。

ドイツの車情報サイト『AutomobilWoche』は、その軍配がポルシェに上がったと伝えている。とはいえ、VW傘下にあるポルシェがこの競争に勝利したことは、驚きに値するようなことではない。

このニュースで注目すべき点は、「これから発売されるVWのスポーツカー全車種に採用されるプラットフォームをポルシェが提供する」ことにあるのだ。

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これは、フォルクスワーゲンに事実上買収されたポルシェが、エンジニアリング部門で起こした"クーデター"ともいえるだろう。 ポルシェが製造する標準プラットフォーム(MSB)は、前車軸上に直接エンジンを配置する構造となっている。縦置き・横置き両タイプのエンジンに対応可能で、ポルシェの次世代「カイエン」や「パナメーラ」、「ベントレー」などにも使用される予定だという。

使い勝手のよいMSBが、今後フォルクスワーゲンの様々な車種に急速に広がる可能性も高く、VWグループのマルティン・ヴィンターコルンCEOは、「MSBの採用はフォルクスワーゲンの競争力向上に有利」との認識を示している。

ちなみに、AutomobilWocheではポルシェが「918スパイダー」を急ピッチで開発しており、以前の発表より2年早い2012年末の販売を目指していることも報じている。