賄賂、売春...一連のスキャンダルからわずか数年で、VWが

米車情報サイト『Automotive News』によると、フォルクスワーゲン・グループはドイツの主要30社の中で"最も信頼性の高い企業"に選ばれたという。

確かにフォルクスワーゲンは大した会社だが、同社が不正資金事件で大スキャンダルを引き起こしたのはまだ記憶に新しい。中でも注目を集めたのは、2008年に労使協議会の元委員長クラウス・フォルカート氏が、同社幹部からおよそ2億6千万円のわいろを受け取ったとして懲役3年の実刑判決を受けたことだ。この金は企業の重要な意志決定の採決を"円滑に進めるため"に使われたそうだが、こうした昔ながらの汚職行為がいまだに横行していることに世界中が驚かされた。


しかも事件はこれだけに収まらず、元人事部長であったクラウス・ヨアヒム・ゲバウアー氏も、労使協議会の委員たちを海外旅行に招待したなど40件の背任行為について有罪となっている。なお、この接待は飲食だけではなく売春宿まで用意するという"歓待ぶり"だったという。

この一連の事件が起きたのはわずか2年前のこと。自動車業界が「昔を忘れない頑固な体質」とは、もう誰も言えないのかもしれない。