トヨタがイランへの輸出を停止

イランへの国際的な風当たりが現在さらに厳しさを増している。これはイランの核開発疑惑をめぐり、国連安全保障理事会が6月に追加制裁決議を採択したほか、米国や欧州連合などの主要国がイランへの制裁を自主的に強化しているためである。

こうした中、トヨタがイラン向けの自動車輸出を停止していることを明らかにした。同社は声明を発表し、"国際情勢を配慮"した決定であり、今後も"国際社会の動向を見守りながら続けていく方針だ"と説明している。


トヨタのイランでの販売台数は昨年から大きく落ち込み、今年イランへ出荷した台数は輸出停止前の5月までにわずか220台程だったという。2年前の2008年には約4000台を輸出していたとは思えない急落ぶりだ。

米自動車各社が現在イランでの販売を行っていないことに加えて、トヨタが輸出を自粛したとなれば、他社もこれに続く動きをみせるかもしれない。ちなみに、メルセデス・ベンツBMWなどの欧州大手メーカ―は現在もイランへの輸出を続けている。

[Source: CNN, BBC News]