【東京コンクール・デレガンス2010】「インフィニティ・エッセンス」を日本初公開!
「東京コンクール・デレガンス」の会場では、特別展示車両として日産のプレミアム・ブランドによるコンセプト・カー「インフィニティ・エッセンス」が日本で初めて公開された。V6エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド・スポーツ・クーペである。

Related Gallery:Infiniti Essence

インフィニティ・エッセンスは、日産が展開している高級車ブランド「インフィニティ」が、1989年からアメリカで販売を開始して昨年で20周年を迎えたことを記念して製作された。2009年3月のジュネーブ・ショーで発表され、翌4月にはイタリアで開催された「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」(東京コンクール・デレガンスはこの日本版を目指している)にも出品されている。

豊かなロング・ノーズに収まるのは日産フェアレディZにも採用されているVQ37VHR型エンジン。排気量3696ccのV型6気筒で、インフィニティ・エッセンスではこれにターボ・チャージャーを2基装着し、440psを稼ぎ出す。さらにこのエンジンとトランスミッションの間に新開発の3Dモーター(3次元の磁力線を効率的に流すことで薄型かつ高出力なものになる、そうだ)を配置。総出力は600psにもなるという。
低速域や低負荷域では(トヨタ・プリウスのように)モーターだけで走行可能なため "ゼロ・エミッション" となり、ハイ・パフォーマンスとエコロジーの両立を謳うのは、最近各社から発表されているスーパー・ハイブリッド・カーの例に漏れず。おそらく現在の欧州複合モード等で燃費を算出すれば、とんでもなく良好な数字が出ることだろう。

ところでインフィニティといえば、いま公式サイトのポータル・ページで公開されている「謎のクーペ」の画像が話題を呼んでいる。
これはいわゆるティーザー(じらし広告)画像というもので、新製品の一部をチラ見せし、人々の期待を煽り注目を集める広告手法だ。
低いルーフとテールにかけてゆるやかに下がってゆくラインはおそらくクーペ・ボディを持つ新型車であると思われるが、以前噂されていた「M」(日本名「フーガ」)のクーペ版の存在はインフィニティが否定している。

果たしてこのクルマは何なのか。8月15日にアメリカ・カリフォルニアで開催される「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」(これも東京コンクール・デレガンスがその日本版を目指しているイベントだ)で発表されるといわれている。

もしや、インフィニティ・エッセンスの市販バージョンとも言うべきハイブリッド・スポーツ・クーペの登場か!?
まんまとティーザーに乗せられながら、15日の発表を待ちたい。