【レポート】ホンダ、アメリカでの生産台数が、初めて日本を上回る!

ホンダはこれまで常に日本のマーケットを主体に考えてきたが、自動車の生産に関してはそうも言っていられないようだ。

アメリカのウェブサイト『The Detroit News』によると、ホンダが今年の第1四半期にアメリカで生産した自動車の台数が、初めて日本を上回ったという。具体的には、アメリカでの生産台数が23万6819台で、日本は23万6559台となったそうだ。上半期で見ると、日本の方が1万台強多く生産しているが、こういった逆転劇は今後も続くのではないかとみられている。


新車の販売価格を調査する『TrueCar』サイトのアナリストを務めるジェシー・トプラック氏は、『The Detroit News』の取材に対し、この逆転劇は日本よりもアメリカ市場の方が成長する見込みがあるからだとコメントしている。つまりは縮小を続ける日本市場よりも、最近になって回復傾向にあるアメリカ市場の方が魅力的だというのだ(北米で生産した方が、日本よりも格段に安価であることも理由の一つ)。また、ホンダは中国などの新興成長市場でシェアの拡大を狙っており、需要の高い国で車を現地生産する計画があるのだという。
ホンダのこうした戦略が功を奏し、第1四半期の純利益は現在公表している自動車メーカーの中でも極めて好調な2724億円となっている。自動車メーカーも常に時代を先読みして戦略を変えていくことが成功の秘訣と言えるだろう。