ダイハツ、「ミラ」「ムーヴ」などで燃料漏れの恐れ
ダイハツは29日、「ミラ」「ムーブ」など5車種で燃料装置に不具合があるとして国土交通省にリコールを届け出た。

エンジンの燃料装置で、パルセーションダンパと呼ばれる燃料圧脈動減衰器の製造工程において、ダイヤフラム(隔膜)を傷つけたものがあり、そのままクルマを使用しているとその傷から燃料漏れが起こる恐れがあるという。
販売店からの情報で分かったもので、今のところそれが原因による事故は発生していない。

対象車は平成21年6月26日から平成22年1月12日に製作された「タント」「ムーヴ」「ミラ」「ムーヴ コンテ」「ミラ ココア」の5車種計26,168台。

なお、この件についてはすでに6月10日にリコールを届け出ているが、対象車両の選定に一部誤りがあったため、今回さらに対象車両を追加して再び届け出たものだという。

燃料漏れが起これば火災事故に直結する恐れがある。製造工程で傷がついたということは、メーカーのラインから出てきたときにはすでに不具合があったということだ。メーカーには設計の段階だけでなく、製造と検査においても一層安全に対する意識を高めて行っていただきたい。


また、ダイハツではこの日、軽貨物車「ハイゼット」についてもリコールを届け出ている。
こちらは3速AT車において、エンジン・オイルが不足した状態で走行するとエンジン内部のコンロッドメタルが焼き付き、エンジンが破損する恐れがあるというもの。
ダイハツでは、油圧警告装置が作動する設定値を変更した上で、警告灯が点灯したらエンジンの回転数が制限されるような制御を加えるという。エンジン自体に製造上の不具合があるわけではないようだ。
対象車は平成19年12月3日から平成22年4月2日に製作された「ハイゼット」および「ハイゼット デッキバン」の3速オートマチック車で、計70,411台。

どんなエンジンでもオイルが不足したまま走行を続ければ壊れる恐れがある。警告装置の設定が "甘かった" というのはメーカーの落ち度かも知れないが、オイルの管理はユーザーの責任。複数の人が乗る営業車ではその辺りの責任がうやむやになることもあるので(もちろん一部の会社だが)、特に注意が必要ということかも知れない。
他の車種にお乗りの皆さんも、時にはオイルのチェックを!


ダイハツのリコール情報は公式サイトの以下のページから。
「リコール・改善対策情報」(ダイハツ)

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