山本左近、ハンガリーGPにも出場!
前々回のイギリスGP、前回のドイツGPに続いて、山本左近がハンガリーGPにも出場することが決まった。今回もドイツGP同様、ゼッケン20番のマシンに乗りブルーノ・セナとコンビを組む。

山本にとって、ハンガリーGPが開催されるハンガロリンク・サーキットは、 スーパー・アグリやスパイカーF1で出場経験のあるサーキット。ドイツGPでは残念ながらマシン・トラブルによってリタイアしてしまったが、今回は是が非でも完走、出来ることなら1台でも後ろに従えてゴールすることが目標だ。

山本が所属するヒスパニア・レーシング(HRT) F1チームのマシンは、スターティング・グリッドではいわゆる "テール・エンダー" 、最後尾が指定席のようになってしまっている。残念ながら実力で(表彰台は言うまでもなく)ポイントを狙えるマシンではない。だがF1の世界では、レースの途中でどれほどタイム差をつけられても、周回遅れにされても、最終ラップを走り終えたときにコース上に残っていれば他のマシンに勝つことが出来る。つまりHRTのドライバーはまず完走することを目指し、(少なくとも)リタイアしたチームには勝つこと。これが課せられた使命である。
その時、1台でも多く前でチェッカーを受ければドライバーの評価は高まる。最遅マシンに乗る山本なら標的はまずはトラブルを抱えたマシン。そして同じマシンに乗るチーム・メイトだ。

そんな苦しい戦いを続けているHRT F1チームだが、来シーズンに向けてトヨタと技術提携を結ぶという話が聞こえてきた。
これは今年参戦を取りやめたトヨタのF1チームが2010年用に開発していたマシンのデザイン、スタッフ、ファクトリーなどの設備を、HRTが使用して2011年の参戦を目指すという契約で、チーム・オーナーのホセ・ラモン・カラバンテがこれを認めたとmotorsport.comは報じている

もしこの提携が結ばれることになれば、来年は戦闘力アップも期待できる。山本左近は与えられたチャンスで結果を残し、是非来年、"トヨタのマシン" をドライブして欲しいところだ。


ハンガリーGPに向けて、HRT F1チームから出されたプレス・リリースは以下のリンクから。

Hispania Racing, HRT F1 Team, wants to take another two car finish before the summer break