無人EV車で、イタリアから中国を横断!

あるソフトウェア・エンジニアのチームが先日、イタリアから中国までの道のり約1万3000kmを電気自動車のバンで横断するという旅に出発した。 しかしこれは単なる車の旅ではない。なんと運転手を必要としない自動運転のEV車を使って、時速60km以下でテスト行うという壮大な旅なのだ。

この驚きの車を開発したのは、人工視覚と高度な自動制御システムの実用化を目指しているイタリアのパルマ大学の「VisLab」という研究チーム。ちなみに、運転手無しで一体どのようにして地球を半周するというのか? 


実は、無人の運転と言っても2人のエンジニアが同乗し、うち1人は緊急時のために運転席に座っている。さらに、この自動運転車の前には、別のエンジニア2人を乗せた先導車両が走るという。自動運転車はこの先導車両からの指示で走行するのだが、前方の障害物などは、同車に搭載している被写体を立体的に撮影することのできるカメラが発見してくれるようだ。

走行ルートはモスクワ市内や極寒地域のゴビ砂漠、シベリア地方の道なき道を突き進む計画であるそうだ。また、長期旅行で使われる2台のバンは、最新のテクノロジーを搭載したEV車で、主に太陽光発電を動力としている。しかし、そのバッテリーは2~3時間おきに1回8時間の充電が必要なのだそうだ。

言うまでもないが、イタリアから中国まで走破するには最低でも3カ月はかかるとみられている。我々は、彼らが無事に目的地に到着するのを見守ろうではないか。