【東京コンクール・デレガンス2010】アルファ ロメオ「ジュリエッタ」が日本初公開
「東京コンクール・デレガンス」の会場では、アルファ ロメオの新型車「ジュリエッタ」が日本で初めて公開された。この次期主力モデルとなるCセグメント車が気になっていた人は多いようで、写真では分かりづらい内外装の質感や荷室の広さなどを確かめようと、大勢の人々が周囲に集まっていた。

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今回展示されていた白いジュリエッタは最強グレードの「1750 TBi」。最高出力235psの直噴ガソリン・ターボ・エンジンと6速MTを搭載する。フロント・フェンダーに付けられた伝統の四つ葉のクローバー "クアドリフォリオ・ヴェルデ" が高性能版の証しだ。「1750」という数字は歴代の名車「6C 1750グランスポルト」や「1750GTV」などに因んだもので、実際の排気量は1743cc。他にヨーロッパでは2種の1.4リッター(120psと170ps"マルチ・エア")と2種のディーゼル・エンジン(1.6リッターと2リッター)が用意される。ちなみにすべてターボ付きだ。

右ハンドル仕様が展示車に選ばれていたことから「日本上陸も間近か!?」と期待が膨らむが、スタッフの方に訊いてみたところ、どうやら発売は来年、しかも「春頃までには、と思っていただければ」とのことだった。ヨーロッパでは既に発売されているのに、日本へ来るのがそれほど遅くなる理由は、AT仕様(デュアル・クラッチ式の「アルファTCT」)が追加されるのを待ってから導入したいという販売戦略によるものらしい。MT仕様だけを早々に入れてしまった(結果、発売当初いま一つ盛り上がらなかった)「MiTo」や「159」の反省から来ているようだ。

アルファ ロメオのブースでは、ジュリエッタの他にもMiToの新グレード(クアドリフォリオ・ヴェルデスプリント)や「8Cスパイダー」「ブレラ イタリア インディペンデント」「GT クアドリフォリオ・ドーロ」が展示されていた。
艶消しダーク・グレーの塗装が印象的なブレラ イタリア インディペンデントだが、実車を間近で見ると、マットなボディに細かな擦り傷がいくつか発見できてしまった。美しい姿のまま乗り続けるためには、非常に気を使わせられることだろう。
だが、そんな苦労を露ほども表に出さず、さらりと(気を使わないふりをして)乗るのが、伊達な "イタリア流カッコ良さ" かも知れない。